今回は、Saucy Dog『結』の歌詞について考察してみようかと思います。”ここの歌詞はどんな意味があるんだろう”と考えながら記していくため、新しい発見のある記事になっているかと思います。ぜひ、この記事を読んで感じたことを元に再度『結』を聴いてみると考えが変わるかもしれません。では、歌詞を引用して書いていきます。
『結』の歌詞考察
手を繋いだのは君の方から
手を繋いだのは君の方から ちょっと慣れた素振りになんか悔しくなったな もっと不器用なとこを見てみたかったの 君の過去がチラついてしまうよ
歌ネット
「手を繋いだのは君の方から」ということで最初に男性としてのプライドを崩される感じがしました。こういう勇気のいることは男性からだろ、と思っていた自分にとっては悔しい思いを抱く瞬間なのかなと思いました。「もっと不器用なとこを見てみたかったの」で君の完璧なところじゃなくてちょっと抜けてるところを見て愛したかったのかなと感じました。「君の過去がチラついてしまうよ」は一連の動作が元カレを思い出させてしまい、どういう顔で接していたんだろうと考えてしまうということなのでしょう。
焦ってたんだ柄にもなく
焦ってたんだ柄にもなく 着飾ってみたり傷ついてみたり ふわふわ飛んで逃げていきそうで その手を離したら終わっちゃいそうでさ
歌ネット
君とのデートで何もできない自分が不甲斐なくて焦ってしまい、着飾ったり傷ついてみたりしたけど結果的にふわふわした気分のままで何もできなくてどうしようもないという状況でしょうか。でもその手だけは離したくないと思っている。何故かというと、離してしまうとこの全てが終わっちゃいそうな香りがしているから。手を握っている限りは何があっても終わらないよ、と考えてるのかなと思いました。
もう心配性 気が狂いそう
もう心配性 気が狂いそう いっそこのままふたりだけの世界を生きてたいよ そしたらきっと 更なる一歩 ずっと見てたいよ君の全部を
歌ネット
何をするにも心配性で考え込みすぎる性格なのでしょうか。心配事が多すぎるから、どうせならもう二人だけの世界で生きてたいなと感じ始めた模様。二人だけの世界だったら更なる一歩を踏み出せて、君の全部を見ることができるんじゃないかと淡い期待を抱いているみたいでした。そんな世界線はあるわけもないのに、あるんじゃないかと思ってしまうのはあるあるだなと感じました。
声をかけたのは僕の方から
声をかけたのは僕の方から 「一緒に帰ろ」ってたった一言すら裏返ってしまう 「格好悪いところ嫌いじゃないよ」って悪戯に笑う君とも今では ずっと楽しいことばかりじゃないけれどそれも愛じゃないかな 危ないときもあるけれど 不器用なのはお互い様で 口ベタなところもその分たくさん話せばいいよ それもふたりに必要な時間でしょ?
歌ネット
声をかけたのは僕の方からで、勇気を出したんだけど緊張して裏返ってしまった過去。そんな僕に対して「格好悪いところ嫌いじゃないよ」と悪戯に笑う君だったけれど今は、楽しいことばかりじゃないけどそんなことさえも愛なんじゃないかとのこと。危ういし不器用だけど、そういうときこそ沢山話せば理解できるし、必要な時間なんだと気付かされました。相手との間に空白ができたのであれば、話し合うことが大事だと教わりました。
ねぇこっちおいでよ
「ねぇこっちおいでよ」さっきはごめんね それさえ言えたら何度すれ違っても構わないさ 遠回りしようよ手繋いでさ もっと近くで これからも僕たちの 天気は気まぐれ 時々にわか雨 やっと築けたふたりだけの世界はここにあって この手紙には結末はなくていいよ 君との未来にまだ取っておくよ
歌ネット
「さっきはごめんね」と言えたらすれ違いは減ったのかなと思いました。家の方向はあっちだけど、ちょっとくらい遠回りして話したい気分なのでしょうか。もっと近くで君を見ていたいなと思いが込められているように感じました。二人だけの世界がないと思っていたけれど、ちゃんとあった模様。手紙の結末はなくてもいいけど、君との未来で確かめたいなとのことでした。
さいごに
今回は、Saucy Dogさんの『結』の歌詞に込められた思いを勝手に想像して書いていきました。どうだったでしょうか。新しい発見をすることができれば幸いです。この記事を通して、この楽曲に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”歌詞考察”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。