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『20代で得た知見』の名言集|心に響く言葉20

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F著書の『20代で得た知見』に書かれている名言を20個まとめてみました。なんかエモいとか、なんか気になる、で人気の本に書かれている内容はどのようなものなのでしょうか。今回は心が動く名言を紹介していきます。著者である私の好きな言葉も集めたので、ぜひ、最後まで見ていってください。

F『20代で得た知見』の名言集

20代で得た知見

復縁について

もしもどなたかと復縁してもいいかなとお考えなら「映画の続編は大抵つまらない」ということを思い出した方がいいかもしれません。それでも続編を作るおつもりなら、「前作はなかったことにするほど全くの別物の傑作を作る」という覚悟が必要です。

20代で得た知見

復縁についての悩みが多い世の中で、恋愛を映画と例えるのは斬新だなと感じました。映画の1作目はワクワクして観れるけど、2作目以降は前作が引き継がれて飽きてくるように感じます。それが、復縁の際と似ているということです。"復縁したいなら別物を作りましょう"ということですね。

恋愛に関する知見.1

双方が経済的に自立していない恋愛は茶番・双方が精神的に安定していない恋愛は危険・双方が生活的に自足していない恋愛は短命

20代で得た知見

以前、Fさんがライブで仰っていた言葉なのですが、「一人暮らしを経験したもの同士の方がうまくいく気がする」って言葉がこれの表れなのかなと思いました。経済的に自立だったり、精神的に安定だったり、どちらかが標準値を満たしていないと短命な恋愛になるんだなと思いました。

恋愛に関する知見.2

振り回したい人より、振り回されたい人の方が多い。誘う人より、誘われたい人の方が多い。だからこそ必ず前者に回れ

20代で得た知見

この言葉を見て、積極的に振り回してしまおうと思いました。自分はいつも、他人に言われたことをするだけだとか、振り回されたいと思っていたのですが、周りもこんな人が多いんだなと気付かされました。ぜひ、この記事を見ている皆さんも”振り回す側”になりましょう。

大前提として人は、食事したものしか排泄できません

人は、自分が優しくされた方法でしか、人に優しくできない。人は自分が救われた方法でしか、人を救えない。キスされたやり口でしか、キスできない。人から受けた愛しか、人には与えられない。とても悲しいことに。

20代で得た知見

他人から受けたものを、自分は受け入れて、それを他人にもするということ。確かになって思いました。愛も優しさも、嫌いという感情も好きという感情も、結局は他人からの受け売りでしかないんだなと思うと寂しく思ってしまいます。

些末な予感として

なんかだめだなって思った人は、大抵だめじゃないですか。めっちゃいいなって思った人も、大抵だめ。でも、なんかいいって思った人は、ずっとなんかいい。私たちは、私たちが思う以上に「言葉にならないものを」愛しているのだと思う。

20代で得た知見

言葉の初めに”なんか”って付くときは大抵、それ通りに物事が動く気がします。なんか好きも、なんか嫌いも、なんかって付くだけでそれがずっと続くような香りがします。

それでも一番美しい

好きな場所で、好きなことを、好きなだけしている、そんなあなたを好きになってくれる人をまず一番大切にしたらよろしい。

20代で得た知見

自分が好きな場所で、好きなことを、好きなだけって本当に幸せなんだろうなって思いました。それで、そんなことをしてる私のことを好きになってくれる人を大切にしたらよろしいと。そんな私のことを好きになってくれる人なんているのかしら、と思ってしまいました。

本当に望むもの

退屈なのは世界のせいではない、自分のせいである。本当に望むものは、こちらから取りに行かねばならない。

20代で得た知見

「最近、生きてるだけで退屈で」という相談をもらう私にとっては、確かにそうだなと思う言葉でした。退屈なのは世界のせいではなく、動いていない自分のせい。何かを得たいのなら、自分から動けってことですよね。

主語を完全に失う

主語を完全に失う。それが、愛だと思うのです。

20代で得た知見

Fさんの、愛に対する定義が素敵だなと思いました。というか、Fさんの紡ぐ言葉全てが好きになってしまい、Fさん自身のことを、好きになってしまいました。顔も本名も、好きな曲も嫌いな人種も分からない他人だけど、こういった思いを抱くのはどうしてでしょう。主語を失いました。これも愛ですか?

孤独であれ

己の心を捧げてもいい。特別なものに出会うためにはまず、お友達や流行りものと群れていては決して見つからない。だからこそ「孤独であれ」。ただし「私はここにいると叫び続けろ」。

20代で得た知見

これは本当に、自分も納得のいく言葉だったんですけど、孤独は強いんだってことですよね。現に何か成功をしている人って、最初は孤独から始めている人がほとんどです。孤独に負けない自信と、でも叫び続ける勇気が大事なんだと思いました。

世界を中心としない

世界を中心としない。己を中心とする。過剰で、素直。これが最も楽な生き方です。

20代で得た知見

世界を中心として生きてしまうと、他人に流される性格に成り下がってしまう。あくまで世界は、他人の意見として受け入れると思う。ちゃんと己を中心に置くことが大事なんだと気付かされました。

本は読んだ方がいいのです

本は読んだ方がいいのです。なるだけたくさん読んだ方がいい。読んだ本の数だけ、言葉が、孤独が通じる人の数が増えるからです。

20代で得た知見

最近、自分の周りはネットばかりになった。自分の名前を漢字で、筆記で書けない人も増えた。絶対に、パソコンで文字を打てば予測変換されるから。本を読むことは学びにもなる。知っている言葉が増えれば、権威性も増す気がします。

インプット・アウトプット

自分の心を動かしたものだけが、真のインプットである。誰かの心を動かしたものだけが、真のアウトプットである。

20代で得た知見

物書きとして活動する身として、この「インプット・アウトプット」は覚えておこうと思いました。自分の書く言葉が誰かの心を動かせば真のアウトプットとなる。そして映画や本を見て、心が動く言葉を見つけて真のインプットを受ける。大事ですね。

贅沢とリトル・ブラック・ドレス

宝石は盗まれる不安が、亡失する不安があるからこそ宝石です。しかしそんなものを一個首にぶらさげたところで不安になったなら、それは贅沢とは言えません。ならば、歩きやすい靴を買って、お気に入りのリトル・ブラック・ドレスと小振りな鞄で、週末はどこでも行けることの方が、本当の贅沢ではないかと思うのです。

20代で得た知見

これは見出しがもう、お洒落で可愛らしいなと思いました。失うことへの不安を抱く宝石を首に着けるよりも、お気に入りのものを身に付けてどこにでも行けることの方が贅沢ではないかと。文章がお洒落、好きです。

流行より百年先も成立するクラシック

無駄遣いにはもううんざりなのです。だったらもはや最初の最初から、いつまでも愛せる一生物、少なくとも十年二十年後も余裕で使える素材・形の服、つまり最高にクラシックなものを買った方がよい。まさに流行より百年先も成立するクラシック。

20代で得た知見

TikTokでバズろうと必死に、バズるためだけの楽曲を作ったりする者が増えた。で実際にバズって、時の人として扱われる。でも、百年後には何も残っていない。流行より百年先も成立するクラシックとは、一体現代に、何があるのだろうか。

才能と呼ばれるものの正体

書くのが得意な人は、人の文章に粗を見出しやすい。話すのが得意な人は、人の話を退屈だと感じやすい。なにかを「嫌いだ」「下手だ」と気づくことは才能です。「どうしてこの人はこんな簡単なことができないんだろう」と思うことは、あなたの得意分野である。才能はそれを持つ本人が最も気づきにくい形をしている。

20代で得た知見

才能を見つけるためには、他人のことをよく見るのが大事だなと思いました。他人を見ていて、イラっと来たりムズムズするものが自分にとっては才能なんじゃないかということ。自分は言葉を書くことの才能があるだなんて思ってもいなかった。けれど、KADOKAWAさんから本を出すことができた。才能に気付くのはできるだけ早くがいいな。

最後の砦を、死守する

「死にたくなったら、寝ろ。寝られなかったら、朝焼けを見に行け」と教えてくれたのは現代国語の先生でした。誰でも真剣に生きていたら、ある日いきなり鬱病になるものです。YouTube、Instagram、Twitterを見ても、成功した人間ばかりいて、眩し過ぎる。だから、自分が面白いと思うものを作ることにした。きっと人は物を買うだけでは、消費するだけでは、絶対に満たされないようにできている。主体性を放棄してはならないのです。

20代で得た知見

こんな現代国語の先生に出会いたかった。自分が通っていた高校は、どの先生も生徒に任せる人ばかりだった。担任は、短気。すぐに怒る。現代国語の先生は、ウケ狙いでボケるがシケる。Fさんと同じ学校に行けば、出会えていたのかな。

普通なんかさっさと諦めなさい

凹と凸があるから、交われる。欠点があるから、完璧ではないから、魅せられる。あら、いやらしい話をしてしまったかしら。でもすべてはそういうことなのですよ。お取り繕いはもうおしまい。いかにだめな人物か、私たちは大いに曝け出しましょう。

20代で得た知見

凹凸があるから交われるという文章を、いやらしい話と言ってしまうところもお茶目ですね。いかにダメな人物か曝け出して、理想なんかではない自分を相手に魅せるのが大事なんですかね。

孤高の宝石

誰もがやっていることは、誰もがやっているがゆえに、価値がありません。希少でなければ価値がない。宝石も人間も、同じです。ベストセラーなんか人に読ませておけばよろしい。(中略)英語の資格や法律の資格のお勉強なんざ、暗記がお得意などなたかに任せて、いまだかつて誰も語ったことのないことを見て聴いて感じて、書いたり話したりする人の方が余程面白いでしょう。

20代で得た知見

自分は、もうこの考えでした。勉強も好きではないし、ベストセラーを読むことがない。初版で売れ残りがある本だったり、座席がガラガラの映画を観たり、誰もが興味のないものに興味を持って、新しいものを作ろうと思えました。

真夜中0時に何度でも集合せよ

真夜中0時に集合して、どうでもいい話をしながら線路沿いを地図も見ずに延々と歩く。(省略)そして始発で別れる。そんな友達が欲しい。

20代で得た知見

自分の友達は、高校を卒業と同時に県外へいった。自分は相変わらず実家暮らしで、友達のいない地元にずっと暮らしていた。インスタを開けば、始発で帰る友達のストーリーが目につく。嫉妬。自分は来年から県外に行く予定。そんな友達ができるのだろうか。

質問

たとえば青色と水色の間に何種類もの色が存在するように、「寂しい」「悲しい」「切ない」の間に何百種類の感情の色彩があったとしたら、

20代で得た知見

青色と水色の間に沢山の種類があるとして、寂しいと悲しいと切ないの間にはどれほどの人らの感情が交差しているのだろうか。考えても考えても思いつくわけではないが、ちょっと知りたい。

さいごに

この本は、ベストセラーとして今の人からも、これから見つける人からも、愛される本になること間違いなしです。著者累計100万部を超える、新人大物作家の1冊なので、ぜひ早い段階から読んでみることをお勧めします!心の癒しとして、この本を提案します。

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