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鶴見 済『完全自殺マニュアル』で得た知識|様々な自殺の方法

この記事は自殺を推奨しておりません。
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今回は、鶴見 済さんの書籍『完全自殺マニュアル』に書かれている知識を紹介していこうと思います。この書籍は1993年 7月7日に太田出版から発行され、100万部以上を売上げるミリオンセラーとなったものです。「いざとなれば自殺してしまってもいいと思えば、苦しい日常も気楽に生きていける」と、インパクトのある言葉を社会に放った書籍なので知っている方も多いのではないでしょうか。そのような内容の書籍に書かれている知見を下記で紹介していきます。

『完全自殺マニュアル』の知見

エンジェル・ダスト

僕の知人に、それを飲んだら平気でビルから飛び降りちゃうほど頭のなかがメチャクチャになっちゃう”エンジェル・ダスト”っていう強烈なドラッグを、金属の小さなカプセルに入れてネックレスにして肌身離さず持ち歩いてる人がいる。「イザとなったらこれ飲んで死んじゃえばいいんだから」って言って、定職になんか就かないでブラブラ気楽に暮らしている。この本がその金属のカプセルみたいなものになればいい。

完全自殺マニュアル

定職に就かなきゃいけない、と思い込む人にとっては嫌味を言いたくなる人生が描かれていました。しかし「イザとなったらこれ飲んで死んじゃえばいいんだから」という気持ちを持つことは大事だなと感じました。生きていればなんとかなる、という言葉があるようにいざというときは覚悟を決めればいいだけの話。生と死を重く考えすぎず、誰にだってあり得ることと思うくらいがちょうどいい気もしました。

体調が悪くなるだけ

口紅や歯磨き粉、入浴剤など口から体に入る可能性のあるものはどれも安全。歯磨き粉は1本丸ごと飲んでもまったく無害だという。衝動的に自殺したくなった場合でも、これらには手を出してはいけない。いくら飲んでも気分が悪くなるだけだ。

完全自殺マニュアル

死を考えるとき、真っ先にこの「歯磨き粉を1本丸ごと飲む」という考えが出る人がいる可能性もあるので引用しました。市販に売られている、”人間が口にしそうなもの”はどれも安全性があるみたいです。そのため苦しい思いをして死を迎えるというよりかは、ただ体調が悪くなって横になるくらいらしいです。死を選択することが悪ではありませんが、知識は持っておいたほうがいいかもしれませんね。

医学界での常識

首に縄をかけ踏み台から足を浮かせた後、あなたの意識はどうなるのか?法医学者の研究によると首を吊るとすぐに意識が遠のき、手も足も動かそうにも動かせず、しかもこの過程でまったく苦痛はないことが明らかになっている。これは医学界ではすでに常識だ。

完全自殺マニュアル

先日、友人に「首吊りって痛いと思う?」と聞いたところ「痛いというか苦しいんじゃない?」という返答をもらいました。やはり知識がない場合はそのような捉え方をするのかなと思いました。しかしここでは、「まったく苦痛はない」と書かれています。それにこの情報は医学界では常識らしいです。だから日本では首吊りの自殺が多いのかなと思いました。

頭から落ちろ!

まずビルの7~8階以上に立ち、下がコンクリートであることを確かめ、さらに人通りがないことを確認できれば大丈夫。思い切って飛び降りよう。2秒程度のダイビングの後、あなたは即死するか、気を失ってそのまま帰らぬ人になる。

完全自殺マニュアル

これに関して別の記事を見ていましたが、大抵は脳漿が出ている死体が多いそうです。そのため足から落ちた場合なんかは死なずに済むこともあるみたいです。しかしある程度の高さがあり、なおかつコンクリートであれば凄まじい力が身体とぶつかるため即死してしまうのでしょう。下に自転車小屋の屋根や植え込み、少し大きな木がある場合は助かったりするみたいです。なのでここでは、引用した言葉通りではないといけないということです。

それぞれの死体状況

列車の車輪の持つ切断力の大きさを思い知らされる。彼女が線路に横たわっていたと推測されたのは、この死体状況からである。飛び込んだ場合は、肉が引き裂かれるほどバラバラになることが多いが、横になって待っていた場合は、スッパリと切断される。駅以外での鉄道自殺をもくろんでいるあなたにとっては、非常に示唆に富んだケースだ。

完全自殺マニュアル

よく東京では人身事故が起こりますが、その殆どは飛び込みなのかなと思います。そのため肉が引き裂かれて飛び散り、清掃されるために時間がかかり遅延するなんて話はよく聞きます。逆に飛び込みではなく、最初から線路上に寝そべって電車を待つ場合は死体も飛び散らずにスパンと切れるみたいです。しかし電車が近付くにつれ大きくなる音に恐怖を感じることが多々あるかと思います。その恐怖に負け、逃げようとして足だけがスパンと切断されて生き延びた人もいるみたいです。

薦められない自殺

焼身自殺は苦しい。皮膚を100%火傷しても即死できずに病院に運ばれ、そこで半日程度もがいたあと、ようやくこと切れることも多い。死にきれなかった場合の後遺症は、他の自殺手段とは比較にならないほど悲惨だ。ごく普通に死にたい人には絶対に薦められない。

完全自殺マニュアル

誰に聞いても「焼身自殺は苦しい」と言うほど、誰もが知っている情報です。火をつけて燃えている間、ずっと意識があると思うと何とも言えない感情が襲ってきますよね。この自殺に関しては、ひっそりと死ぬよりかは何かを訴えたい人に薦められているみたいです。自分の最後くらいは注目されたい、という思いでこの自殺方法を選択するのは勇気がいりますよね。怖いです。

さいごに

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今回は、鶴見 済さんの書籍『完全自殺マニュアル』に書かれている知見を紹介していきました。どうだったでしょうか。この書籍は”自殺する手段を知る”ことに焦点を置き、あくまでも自殺を推奨するものではありません。知識として持っておくには大事なことなので、ぜひ興味がある方は手にとってみることをお勧めします。このサイトでは引き続き、”知識”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。

この記事は自殺を推奨しておりません。