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辻村深月『傲慢と善良』の名言集|人生で一番刺さった小説

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今回は、"人生で一番刺さった小説"というキャッチコピーを持つ書籍『傲慢と善良』に書かれている名言を紹介していこうと思います。読者からは「恋愛だけでなく生きていくうえでのあらゆる悩みに答えてくれる物語」と言われており、文庫化もされたみたいです。今もなお売れ続け、67万部を突破するほどの書籍には一体どのような言葉が書かれているのでしょうか。下記で紹介していきます。

『傲慢と善良』の名言集

自己愛は強い

皆さん、謙虚だし、自己評価が低い一方で、自己愛の方はとても強いんです。傷つきたくない、変わりたくない。

傲慢と善良

自己評価が低いという言葉を見て、”私だわ”と思う方も多いのではないでしょうか。自分の外見や内面、センスや才能を悪い方向にばかり考えてしまう性格の人がネット社会になってから増えたように感じました。しかし、そういう人ほど自己愛はとても強く、豆腐メンタルを傷付けたくないだったり今のままがいいと願っているのかなと考えさせられました。自分は、自己評価が低いのか高いのか、自己愛が強いのか弱いのか、深く考えさせられる言葉でした。

傲慢と善良

一人一人が自分の価値観に重きを置きすぎていて、皆さん傲慢です。その一方で、善良に生きている人ほど、親の言いつけを守り、誰かに決めてもらうことが多すぎて、"自分がない"ということになってしまう。傲慢さと善良さが、矛盾なく同じ人の中に存在してしまう、不思議な時代なのだと思います。

傲慢と善良

価値観を持つことは大事だけど、そこに対しての重きを置きすぎても傲慢ですよと。逆で、親の言うことや誰かの指示で動いてしまう”自分のない人”は善良ですよとのこと。同じ人間という括りなのに、傲慢さと善良さが入り乱れる不思議な時代だと書籍にも書かれていました。自分は傲慢なタイプで、価値観などを重要視してしまう癖があるので、そこが難点かなと感じました。

真面目でいい子

真面目でいい子の価値観は家で教えられても、生きていくために必要な悪意や打算の方は誰も教えてくれない。

傲慢と善良

真面目でいい子が持つ価値観は家で教わるけど、社会に出てから生きていくための悪意や打算は家では教われないとのこと。接待中のウソだったり、自分が出世するための悪意なんかは誰が教えてくれるのでしょう。就職して上司と回る中で、上司から「あれはこうすればいい」みたいに教わっていくのだろうか。だとすると、悪循環がずっと回り続けると思ったのは自分だけでしょうか。

素直ないい子

素直ないい子だから、誰かに道を示されてしまうと、そういうものかと身を委ねてしまう。自分がない。決められない。

傲慢と善良

素直になりたいと願う人は数多くいるものですが、素直ないい子は誰かに言われたことを鵜吞みにして信じてしまうことがあるみたいです。そのため、しっかりとした嘘でも”そうなのかな”と受け取ってしまうのでしょう。少し危ないな、と感じますが自分がない人は誰かの意見を見て聞いて生きているのでそうするしかないのかな、と思うと残念な人生を歩むんだろうかと考えてしまいました。

興味が持てないこと

あなたがそうしたい、と強く思わないのだったら、人生はあなたの好きなことだけでいいの。興味が持てないことは恥ではないから。

傲慢と善良

この言葉は、誰かにとって救いになるだろうなと感じました。「興味が持てないことは恥ではないから」という一文が、なぜか心に残り続けますよね。よく”好きなことをするために、嫌なこともしなければならない”と聞きますが、それならば嫌なことをしなくてもできる好きなことをしていきたいなと思いました。嫌なことはマイナスから始まるため、0に戻る頃には疲れますが、好きなことは0から始まるので、プラスになって続けられると思うと、その期間は凄く大事だと感じてしまいました。

さいごに

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今回は、辻村 深月さんの書籍『傲慢と善良』に書かれている名言を紹介していきました。どうだったでしょうか。今も売れ続けているからには何かワケがあると思いますが、自分は”一つ一つの言葉”に意味があると感じました。ぜひ購読して、どう思ったのか教えてください。このサイトでは引き続き、”名言”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。

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