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『嫌われる勇気』の名言集|自己啓発の源流「アドラー」の教え

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今回は、『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』に書かれている名言を紹介していこうと思います。このシリーズは世界累計1000万部突破しており、誰しもが一度は見たことがあるであろう書籍となっています。タイトルである「嫌われる勇気」は、マズローの言う「承認欲求」を否定することを意味するみたいです。下記で、名言を紹介していきます。

『嫌われる勇気』の名言集

他者に貢献する

あなたがどんな刹那を送っていようと、たとえあなたを嫌う人がいようと、「他者に貢献するのだ」という導きの星さえ見失わなければ、迷うことはないし、なにをしてもいい。嫌われる人には嫌われ、自由に生きてかまわない。

嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え

ここの言葉の中で特に「嫌われる人には嫌われ、自由に生きてかまわない」というところは確かにな、と思いました。皆んなから好かれようとして、変に努力して空回りして自分を見失ったりするのが一番のストレスですからね。自分を嫌う人物には早くから嫌われておけ、ということのようです。人から嫌われるのは怖いですが、”嫌われる勇気”を持つことが大事なようです。

普通であること

普通であることとは、無能なのではありません。わざわざ自らの優越性を誇示する必要などないのです。

嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え

普通であることが、全くの無能であることとは比例しないということみたいです。至って普通を演じて、自ら優越性を誇示する必要はありませんよと。普通が一番です。普通だから変な輩に目を付けられないし、普通だから何者でもないと思われるわけです。目立ち過ぎても損するだけですし、優越性があるとしても、それを大体的に公言するような必要はありませんよ、とのことです。

相手が裏切らないのなら

あなたはただ「わたしがどうするか」だけを考えればいいのです。「相手が裏切らないのなら、わたしも与えましょう」というのは、担保や条件に基づく信用の関係でしかありません。

嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え

相手のことばかりを考える前に、自分がどうするかを考えればいいとのことです。相手が裏切らないから自分も与えるというのは、信用の関係でしかありませんよと書かれていました。他人の事情まで考える余裕がないときはバッサリと切り捨てて、まずは自分と向き合うことが大事なのかなと思いました。こうした観点からも、”嫌われる勇気”というタイトルに繋がる気がしました。

関係が壊れること

関係が壊れることだけを怖れて生きるのは、他者のために生きる、不自由な生き方です。

嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え

「他者のために生きる、不自由な生き方」と切り捨てられる感じが、たまらなく好きです。どのように接すれば関係が壊れないかよりも、どのように接すれば関係がより良くなるかに焦点を置いて関わっていくべきなんですかね。あくまで自分。自分がどうしたいかだったり、自分の思考はどの方向に向いているかが重要に感じました。他者を思って生きるは、「不自由な生き方」です。

学校に居場所がないのなら

もしも学校に居場所がないのなら、学校の「外部」に別の居場所を見つければいい。転校するのもいいし、退学したってかまわない。退学届一枚で縁が切れる共同体など、しょせんその程度のつながりでしかありません。

嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え

自分は部活や趣味、習い事を途中でやめることはできても、学校をやめることはできませんでした。多分、それほどまでに居場所がないと悩んでいなかったからなのかもしれません。でも、自分の周りには”居場所がない”と悩んでいる友人がいました。そんな人に向けた言葉なのかなと思いました。「退学書一枚で縁が切れる共同体など、所詮その程度の繋がりでしかありません」という一文が、グサリと心に刺さる音がしました。

つまり自由になれない

他者の評価を気にかけず、他者から嫌われることを怖れず、承認されないかもしれないというコストを支払わないかぎり、自分の生き方を貫くことはできない。つまり、自由になれないのです。

嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え

「他者の評価を気にかけず、他者から嫌われることを怖れず、承認されないかもしれないというコストを支払わないかぎり」という風に前置きをして、「自分の生き方を貫くことはできない」を書くことで印象に残る文にしているように感じました。そして最後の「自由になれないのです」でバッサリと。ここまでにズバズバとものを言う本はないだろうなと思いました。タイトルにある「嫌われる勇気」がお似合いだと感じました。

さいごに

今回は、『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』に書かれている名言を紹介していきました。どうだったでしょうか。これほどまでの名著には、数え切れないほどの名言が散りばめられていました。この記事を通して、少しでもこの書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”名言”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。