今回は、まさをの書籍『君を忘る.3』に書かれている名言を紹介していこうと思います。これは3となっており、『君を忘る.1』『君を忘る.2』の記事もあるので合わせて読んでくれると嬉しいです。まさをは他にも書籍を出しており、詳しくはこちらから見てみてください。それでは、書かれている名言を紹介していきます。
『君を忘る.3』の名言集
続きが気になる
「俺、お前のことが」という台詞の後、電車にかき消された告白。
君を忘る.3
告白をするとき、みんな同じ台詞を言うことはないと思いますが「俺、お前のことが好き」と言う人が多いのではないかと思います。そこで、あえて「好き」という言葉だけを聞き取れなくすることで続きが気になってしまうのではないかと思い、書いてみました。実際、このシチュエーションになったとき、「ん?なんて?」と聞き返すのかな~と想像すると可愛らしいですよね。
欠けた部分
欠けた部分を愛してしまうから、私は。自分に無いものばかりを求めてしまうのかな。
君を忘る.3
自分が人を愛するとき、必ずと言っていいほど"自分にはない部分"を持っている人を愛してしまうので、同じ人がいないのかと思い、書いてみました。自分にある部分を愛することよりも、自分にない部分を愛する回数が多い自分にとって、「羨ましいな」という思いもこもっているような気がします。ないものねだりをするのが人間の常なのだろうと思うと、愛する理由も似てくるのかなと思いました。
君をここに
「明日の放課後、屋上で待っててほしい」と言った。君は「どうしたの」とニコニコしているけれど、別れる予定だ。
君を忘る.3
これは実際に、自分のSNSに寄せられたメッセージをもとに書いたものとなっています。その人曰く「明日、彼女に別れ話をします。今日、「明日屋上で待ってて」と伝えたのですが、彼女は笑っていて何だか変な気持ちになりました」とのこと。彼女の笑顔が狂気じみていたのか、それとも良い報告だと思っての笑顔なのか、想像できなくて自分もゾッとしたのを言葉にしてみました。
怖くなる
「大切なものを作ると、失う恐怖に襲われる」と一言。「でも大切なものがないと、生きてる心地がしないよね」と一言。「大切なものが先に無くなるのなら、自分が先にって思う」と一言。
君を忘る.3
大切なものがある人にこそ読んでほしい言葉です。「大切なものを作ると、失う恐怖に襲われる」とは、例として”子供”が挙げられます。親が子供の一人暮らしを反対してしまうのは「失う恐怖」があるからなのでしょう。「でも大切なものがないと、生きてる心地がしないよね」とは、何かしら大切なものが無いと生きる意味がないと感じていたからです。「大切なものが先に無くなるのなら、自分が先にって思う」とは、親が死んでしまう未来を想像して、なら自分が先に死にたいと思うことを表現してみました。
テーマパーク
全世界から人々が集まるテーマパークで、一目惚れ。ここで勇気を出さなければ一生、出会うことのない人。
君を忘る.3
つい先日、大阪にあるUSJに行ったときに思いついた言葉です。全世界から人々が集まっており、カッコいい人や可愛い人がわんさかいました。もしここで一目惚れをしたとして、勇気を出して声をかけなければ一生後悔するんだろうなと思いました。今、この場には相手が存在しているけれどUSJを出てしまえば存在していないに等しくなります。存在しなくなる前に、連絡先でも聞いておくべきですね。
暫く会わなかった
暫く会わなかった友人が、大人びていた。ああ、自分は何をしていたのだろうと惨めになる。
君を忘る.3
中学、高校とまだ自立しきっていない場合は分からないかもしれないですが、大学に行くため一人暮らしを始めたりと友人が変わりゆく中、自分だけが実家暮らしで毎日変わらない生活をしていると退屈なものです。そして久しぶりにその友人に会ったとき、自分とは全然違う大人びた姿を見て、”嗚呼、自分って惨めだな”と思うことがありました。そういった思いを描いた言葉です。
さいごに
今回は、まさをの書籍『君を忘る.3』に書かれている名言を紹介していきました。どうだったでしょうか。他に『君を忘る.1』『君を忘る.2』の記事もあるので、合わせて読んでくれると嬉しいです。この記事を通して、この書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”名言”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。