今回は、詩さんの書籍『愛がなくても生きてはいけるけど』に書かれている名言を紹介していこうと思います。この書籍は、SNS総フォロワー16万人を超える詩さんによる、20代を生き抜くための100の言葉が書かれているようです。恋愛だけではなく、人生観についても考えさせられる言葉がいくつも書かれていました。それでは書籍に書かれている名言を紹介していきます。
『愛がなくても生きてはいけるけど』の名言
言語化できないから
上手くこの気持ちを伝えられない。届けられなくてもどかしい。何度恋を繰り返しても、想いを上手く言語化出来ないから、私は「愛」という言葉を借りているのかもしれない。
愛がなくても生きてはいけるけど
愛という言葉をどういう場面で使うかは人それぞれだと思いますが、詩さんは「上手く言語化できないとき」なようです。自分も言語化できないときは「愛」という言葉に逃げているかもしれないなと考えさせられました。愛がなんなのかは分からないけれど、確かなのは可愛らしいものだと思います。そういった言葉を借りて使うというのは、一種の愛情表現でもあるように感じました。
好きの正体が分からない
自分自身でもその「好き」の正体が分からなくなるからなんだと思う。恋愛の煩わしさは、多分「好き」の種類の入れ違いにある。
愛がなくても生きてはいけるけど
好きには何通りも正解があって、恋愛の煩わしい部分として「好きの入れ違い」だと書かれていました。相手の好きと、自分の好きが上手く嚙み合わないときに「なんでだよ~」となるのだと思いました。愛の言葉を上手く伝えたつもりでも、相手の思いがちょっとズレていて伝わらなかったという過去がある人には刺さるのかなと思います。好きには最高でも、何種類のものがあるのでしょう。
両思いの関係
両思いこそ、実は一番関係性を停滞させてしまうのではないだろうか。いつでも前進出来るという確信に似た油断、もしくは怠慢が、あと一歩踏み出すだけの勇気を挫いている気がしてならない。
愛がなくても生きてはいけるけど
両思いという時期が一番楽しい瞬間でもある反面、関係性を停滞させているのではないかという疑問。ここの文章を読んだとき、「確かに」と思わず言葉が出てしまいました。両思いだから楽しい、だけではなく、両思いだけど進展ないよね、と思えるのは大事なんだと思いました。楽しいからこそ、一歩を踏み出せない人が多いのだろうと思います。その勇気がなく、願う結末を迎えることができないのでしょう。
カカオ70%
カカオ70%のチョコレートみたいに、ちょっと苦くて、それでもほんのり甘いくらいの人生が、私には丁度いいんだと思う。
愛がなくても生きてはいけるけど
カカオ70%のチョコレートを食べられるほどまだ、自分は熟した人間ではないのでこうした経験を早くしたいと思いました。詩さんは「ちょっと苦く、それでもほんのり甘い」と書いていますが、自分は「物凄く苦く、全然甘くない」と感じると思います。今はまだ、カカオ30%くらいのチョコレートが自分には適しているのだろうと気付かされました。早く、苦さに慣れたいと思いました。
選別していく我ら
どんな物事にも順番があるのだと思う。覚えられていく人がいれば、忘れられていく人もいる。結ばれる人もいれば、別れていく人もいる。そうやって、誰に悪意があるわけでもなく、私達は無意識に自分に必要なものの選別を繰り返しているのかもしれない。
愛がなくても生きてはいけるけど
「私達は無意識に自分に必要なものの選別を繰り返しているのかも」と書かれており、なんだか寂しいなと思いました。過去を振り返ってみると沢山の記憶があるものですが、今を生きる記憶はその中でも少数しかないものです。自分も生きているうちに選別をしていたんだと気付かされ、誰かにも自分は選別されていたのだろうと思いました。少なくとも選ばれる人生でいたかった、と思いました。
さいごに
今回は、詩さんの書籍『愛がなくても生きてはいけるけど』に書かれている名言を紹介していきました。どうだったでしょうか。恋愛について悩んでいる人は必須で読むべきですし、人生に悩んでいる人も読んでみる価値はあります。この記事を通して、この書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”名言”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。