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チャールズ・エリス『敗者のゲーム』で得た知見|世界100万部

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今回は、チャールズ・エリスさんの書籍『敗者のゲーム』に書かれている知識を紹介していこうと思います。この書籍は世界で100万部を超えるロングセラーで、"資産運用の常識を変えた伝説の一冊"と称されるほどの一冊です。どのような知識が詰まっているのか、これから紹介していこうと思います。

『敗者のゲーム』の知見

防御とは

防御は最大の攻撃である。投資においては高いリターンを求めることより、リスクを夜よく眠れる水準にとどめることのほうが大事なのだ。

敗者のゲーム

攻撃と聞くと、相手にダメージを与えることと思っていましたが、ここでは防御こそが最大の攻撃であると書かれていました。特に投資では、ハイリターンを望むよりも、ぐっすり安心して眠れる範囲がいいとのこと。実際に、眠れない夜を過ごしても高パフォーマンスを出せないので、これは大事だと思いました。投資をしたことはないですが、ここで得た知見をもとに、ローリスクな範囲で眠れる水準を保ちつつ稼ぐことのできる流れで投資をしたいと思いました。

数か月先の株価水準

数ヵ月先の株価水準を正確に予想しようとするのはきわめて難しいだけでなく、そのような予想をすること自体が無意味である。

敗者のゲーム

ここでは「数か月先の株価水準を予想するのは難しく、それ自体が無意味」と書かれていました。これは人生にも当てはまる部分がある気がします。まだ分からない未来のことでたくさん悩み、死にたくなる若者が多くなるのと同じように思いました。未来を予想するのではなく、近々の株価水準を予想したり、予定を考えるのが大事なんだと感じました。投資とは、不安の付き纏うものなのだと改めて気付かされました。

希望や計画

市場はあなたの希望や計画にはまったくおかまいなしに動く。市場に合わせるべきは投資家のほうであって、市場は投資家に合わせてはくれない。

敗者のゲーム

市場に対して期待していても、その期待が報われない方向に傾くことがあるとのこと。市場が投資家に合わせてくれるのではなく、投資家が市場に合わせなければならない。ごく当たり前なことなのだろうけれど、この”合わせる”という行為が凄く難しく大変なんだろうなと思いました。脳に汗をかくような思いをして、必死に学ぶ姿勢がないと投資家は向いてないだろうなと感じました。

敗者のゲーム

投資とは「敗者のゲーム」なのである。しかし、「敗者のゲーム」に勝つ方法もある。それは、そもそもプレーしないこと、少なくとも、時代遅れとなった従来のルールでプレーしないことである。

敗者のゲーム

「投資 = 稼ぐことができる」という偏見を持っているため、「敗者のゲーム」と書かれているのを読んだとき、まじかと思いました。ただ読み進めると、従来のルールでプレーすることが敗者になる理由であり、ちょっと手の込んだプレーで勝てそうな気がしました。ただ言葉では簡単に言えるけれど、実際にしてみると思い通りにいかないんだろうなと思い、やらないという選択肢も持っておくべきだと思いました。

投資とは

投資は娯楽ではない。責任である。ほとんどの投資家にとって、面白そうに見えるものは無視するほうがよい。

敗者のゲーム

投資はパチンコや競馬のような娯楽ではなく、きちんとした責任が付き纏うものですよとのこと。自分が投資した市場が落ちれば自分も落ち、投資した市場が上がれば自分も上がる。責任次第で億万長者か貧乏か、極端に分かれるのだと思うと恐ろしいです。なので、面白そうだと思うものは無視してしまったほうが無難だと言われている気がしました。

さいごに

今回は、チャールズ・エリスさんの書籍『敗者のゲーム』に書かれている知識を紹介していきました。どうだったでしょうか。投資と聞いて、怪しいだの怖いだの思う人がいると思いますが、この記事に書かれている知識を見て少しでも考え方が変わってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”知識”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。

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