今回は、中野 信子さんの書籍『科学がつきとめた「運のいい人」』に書かれている知識を紹介していこうと思います。この書籍は日本全国で売れ続けており、20万部突破したものを新版として再編集し、手に取りやすい新書版で刊行したものです。実際に手に取ると、単行本ほど大きくなく、文庫本ほど小さくはない新しい作りで丁度いいのが特徴です。下記で、覚えておいたほうがいいものを紹介していきます。
『運のいい人』の知見
大切に扱われるには
つまり、ほかの人から大切に扱われるようにするには、そして、周囲の人と良好な人間関係を築くためには、まずは自分で自分を大切にする必要があるのです。
科学がつきとめた「運のいい人」
他の人から大切に扱われたいのならまずは、自分が自分のことを大切にすることが大事みたいです。他人ばかりに気を遣い優しくするよりも、まずは自分を優先しなさいと言われている気がしました。運がいい人は自分のことをしっかり理解していて、尚且つ自分に甘い性格の人が多いのかなと思いました。甘すぎるのは良くないと思いますが、適宜自分を褒め倒すくらいがいいんじゃないかと思います。
健康になるために
健康には、しあわせと感じる状態を少しでも長く維持できたほうがいいのです。そのためには、日々の選択の判断基準を「おもしろさ」に合わせるのもひとつの有効な方法です。 ~ つまり、何かを選択して行動するとき、正しいかどうかで判断するよりも、おもしろさで判断したことのほうがやる気をもって行えるのです。
科学がつきとめた「運のいい人」
ここでの健康の定義が自分には足りていない部分だったので印象に残りました。幸せと感じる状態をどれだけ維持できるかで、健康でいられるか否か決まるみたいです。そもそも幸せとは何なのか分からない自分ですが、ここでは「おもしろさ」に判断基準を委ねてみると書かれていました。正しいことを選択するのではなく、何だか面白そうという好奇心で選択をする。こちらの方が楽しそうでいいですよね。
力を発揮できる環境
つまり、人は平穏無事、安心、安全な状態にいるときよりも、適度なストレスがかかっているときのほうが力を発揮できる、といえるのです。
科学がつきとめた「運のいい人」
「どこかの会社に就職してずっと働く安心感」と「転職を積み重ねて場を変えることでストレスをかける」のとでは、圧倒的に後者の方が経験値は増えていきますし、実力も発揮できることだろうなと思います。他に、子供を他県に送り出したくなくて地元で就職させる親がいますが、それだと子供の将来が潰されているように感じます。ストレスがかかっている方がお互い、不安を抱き連絡をし合う仲になっていくんじゃないかと思いました。
運のいい人がすること
運のいい人は、他人をほめるのが上手です。しかも、ただほめるのではなく、他人のよさを素直にほめるのです。さらに、「すごいな」「素敵だな」などと思ったことを、すぐに本人に伝えます。
科学がつきとめた「運のいい人」
他人を褒めることは、まずは自分に余裕がなければできないことだと思います。ここで大切に扱われるにはに書かれていることを先にして、それから他人に目を向けるべきだと感じました。最初から他人のことまで気を遣い、尚且つ褒めることができるのは中々できないと思います。素直に相手の良さを伝えられるのならいいですが、出来なさそうであればまずは自分を大切にしてみましょう。
運のいい人に共通すること
彼らに共通するのは、自分にマイナスの出来事が起きたときに、けっして自暴自棄にならないこと。もちろん、一時は嘆き悲しんだり、苦しんだり、落ち込んだりもしたでしょう。とことん打ちのめされたかもしれません。でもやけっぱちにはならない。ふてくされたり、何もかも投げ出したりはしないのです。ある意味、マイナスの状況をいったん引き受けているのです。そして「では、どうするか」と切り替えている。
科学がつきとめた「運のいい人」
マイナスなことが起きたとき、まずは落ち込んだり苦しんだりしてもいいのです。ただそこで自暴自棄にならず、投げ出さず、どうすればいいかを考えることが大事だと書かれていました。自分は何もかもを辞めてきた人生なので、少しでも続けられるものを見つけたら続けたいなと思います。マイナスなことが起きたとき、どうするかと考えられる人には余裕があるので結局は大切に扱われるにはに書かれている内容が大事なのでしょう。
さいごに
今回は、中野 信子さんの書籍『科学がつきとめた「運のいい人」』に書かれている知識を紹介していきました。どうだったでしょうか。運のいい人とは、元からそうなのではなく言動からなることもあるということを理解していきましょう。この記事を通して、この書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”知識”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。