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吉田 修一『犯罪小説集』の名言集|人はなぜ、罪を犯すのか?

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今回は、吉田 修一さんの書籍『犯罪小説集』に書かれている名言を紹介していこうと思います。この書籍を原作とした映画「楽園」があり、売れに売れ続けた結果、文庫化もされたみたいです。Amazonページには「人間の真実を炙り出す小説集」と書かれており、人間の全てが厭らしく書かれているのかなと思わせられる言葉でした。下記で名言を紹介していきます。

『犯罪小説集』の名言集

新しい世界との出会い

新しい世界に飛び込んでみるって本当に大事だと思う。だって自分で選ぶだけだったら、いつも同じものばっかりになっちゃうもんね。

犯罪小説集

新しい世界に飛び込む機会って、若いうちは進学とか就職とかあるけれど、社会人になって何年か経てばその会社に慣れて変化を求めなくなるものなのかなと思います。なのでそういった社会人に向けた言葉でもあるように感じました。自分に選択肢を与えてしまうと、日常から逸脱しないようにいつもと同じものを選択するようになってしまいます。何歳になろうと、新しい世界に飛び込む勇気は持っておくべきだと気付かされました。どれだけ変化を求め、変化し続けるかで数年後の自分の立場や顔つきも変わるのかなと思うと、もっと色々な世界を知りたいなと思えました。

多幸感と幸せ

多幸感と幸せを混同してはいけないと書かれてあった。多幸感というのは、どちらかといえば、幸福よりも、至福、陶酔など、神経的な喜びであり、一種の疾患に近い超越的満足感であると。

犯罪小説集

多幸感と幸福の意味をちゃんと理解して、混同してはいけないものだと教えられました。ここでの多幸感とは「至福、陶酔などの神経的な喜び」と書かれており、別サイトに書かれている幸福とは「人に対しても優しくなれる状態」とあります。意味を混同することなく、それぞれの違った幸せを感じることは大事とのこと。ただ、多幸感に関しては疾患に近い超越的満足感であるみたいなので、気を付けなければならないなと思いました。同じような言葉でも意味が全く違うという類はこれ以外にも多いので、細かく使い分けていきたいと思いました。

その人の価値

人間はどこでいつ誰に媚びるかで、その人の価値が決まる。

犯罪小説集

思わずクスッと笑ってしまう言葉でした。学生生活でいえば、先生に媚びることで点数を少し上げてもらったり、部活の先輩に媚びて周囲の人よりも練習に付き合ってもらう時間を長くしてもらうなどの事例があります。社会に出れば上司に媚びることで昇進するタイミングを早めてもらったり、いつもの接し方も柔らかくなる気がします。「人間はどこでいつ誰に媚びるかで、その人の価値が決まる」という言葉がある通り、本当にタイミングよく媚びなければただの”媚び諂うやつ”として認識されるだけなので難しいですよね。媚びることに抵抗があるのは、このタイミングが関係してるように感じました。

死に物狂いの顔

楽しいときに楽しそうな顔をしてる奴なんて、大して楽しんでなんかないんだよ。本当に血が沸き立つくらいに楽しいときはさ、人間、死に物狂いの顔してんだよ。

犯罪小説集

”本当に楽しいとき、自分だったらどうするのだろうか”と考えさせられる言葉でした。そもそも本当に楽しいときは何度も訪れるわけはなく、年に数回あればいい方なのかなと思ったりします。そのタイミングであれば「死に物狂いの顔」をしているのかもしれませんが、日常的にある楽しいときはそんな顔しませんよね。周りに気付いてもらいたくて大袈裟に笑ったり、大胆にリアクションをしているというのが現状のように感じました。そう思うと、心から楽しいと思える瞬間は大事にしないといけないよなと気付かされました。

正義を貫く代わり

正義を貫く代わりに暴力に屈する。悔しさは解消できても、それから一生を何かに支配されて暮らすことになる。

犯罪小説集

自分なりの正義を貫く代わりに、暴力という痛みを伴うものに負けて従うというのは屈辱的なものがありますよね。最初は悔しさが解消されるかもしれませんが、後々になって悔しさが再発してくることも絶対にあると思います。それから一生を、何かに支配されて暮らすのはなんだかやるせない気持ちになってしまうのは自分だけでしょうか。

さいごに

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今回は、吉田 修一さんの書籍『犯罪小説集』に書かれている名言を紹介していきました。どうだったでしょうか。人間の真実を炙り出す小説集ということで、心の中にはあるけれど隠されていた本音がポロっと表れているような言葉がたまにありました。このサイトを通して、この書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”名言”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。

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