名言

『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』の名言集

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今回は、汐見 夏衛さんの書籍『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』に書かれている名言を紹介していこうと思います。この書籍は『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の続編ということで、前作と合わせて読むのがいいのかなと思います。Amazonに書かれている「初めて会ったはずの君に 僕はどうしようもなく惹かれた」という一文は、なぜか魅力的です。下記で名言を紹介していきます。

『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』の名言集

君に出会い、知り

君と出会った瞬間に、どうしようもないくらい目を奪われた。君を知れば知るほど、どうしようもないくらい心を奪われた。

あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。

少し表現の似た言葉を連続して使う技法ですかね。「○○、○○奪われた」という形式で書かれていることから、なぜか2つ目の「心を奪われた」という言葉がグッと胸に刺さるような感覚に陥りました。まず君と出会い、目を奪われましたと。それで君を知っていくうちに心を奪われたと。なんてロマンチックな妄想ができる文章なのでしょう。自分的に実は君に会った瞬間、軽く心も持っていかれてて、知れば知るほどに心すべてが奪われたんじゃないかという考えに至りました。

夢の世界にいる彼女

知らないはずなのに、夢の世界で彼女と出会うたびに、その後ろ姿を見るだけで、どうしようもなく懐かしいような、泣きそうに切ないような

あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。

「知らないはずなのに」という部分が凄く儚い気持ちを表していますよね。それに夢の中では会ったことがあり、後ろ姿を見るだけで懐かしい気持ちになり泣きたくなる。こことは少し変わりますが、自分も夢の中で会いたかった人に会えて泣いてしまった記憶があるので共感できる言葉でした。もし、夢の中で”誰か分からないけどなぜか切ない思いを抱いた”という方はこの書籍を読むことをお薦めします。

一生懸命な人たち

「…私、部活も習い事もしてなくて、ずっと続けてるものとか全然ないから」「どんなことでも一生懸命やってる人たち本当にすごいなって思うよ」

あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。

自分のことみたいに的確に書かれていたのでびっくりしました。部活だったり習い事はしていましたがすぐにやめてしまっていたので、この言葉に似た人生を歩んできた自分にとって、一生懸命に継続できる人は尊敬しています。自分の向き不向きを探す意味でも沢山の経験を積んできましたが、継続だけはどうしてもできなくて。自分にできないことをできている人を見ると、かっこいいなと感じますよね。

世界の終わりとは

星明かりが降り注ぐ丘で、百合の花の香りに包まれながら、俺たちは声もなく涙を流した。きっと世界の終わりは、こんなふうに虚ろで静かなんだろう。

あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。

ここでの世界の終わりとは、「虚ろで静かなもの」と書かれていました。自分にとっての終わりとは、「日常が溶けていくようなもの」と思っているので少し考えは違いますが、これはこれで素敵なものだなと感じました。人それぞれの考えがあるので致し方ないですが、自分は著者の伝えたいことを何となくですが理解できた気がします。世界は呆気なく終わる。こうして2人で良い匂いに包まれて、夜空を見上げているうちに世界が終わると思うと素敵な終わり方だと思いました。

人の命が一番大切

敵に勝つことより、名誉より、土地や資源より、人の命が一番大切だということ、そんな当たり前のことさえ分からなくなくなってしまう病気なんだ。

あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。

「人の命が一番大切」という考えは今は当たり前になっていますが、戦争が行われていた時代は命をかけて戦う人がいました。「日本を守るつもりで敵の軍艦に突っ込んで来い」と言われた特攻兵も、少なからず何人かは居たんじゃないかと思います。戦いを始めると人は人の命の重さを見違えるのかなと思いました。その人にはその人の人生があって、家族がいて、大切な人もいる。そう思うと容易に「命をかけろ」なんて口に出せないですよね。

さいごに

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今回は、汐見 夏衛さんの書籍『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』に書かれている名言を紹介していきました。どうだったでしょうか。この書籍を読むにあたり、前作である『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』も併せて読むことをお薦めします。このサイトでは引き続き、”名言”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。

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