名言

まさを『走馬灯が終わる』の名言集.2|ネットのない時代に君と

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今回は、まさをの書籍『走馬灯が終わる』に書かれている名言を紹介していこうと思います。前回の記事が好評だったので、違う名言を載せていこうと思います。宜しければ、前回の「まさを『走馬灯が終わる』の名言集|読まない選択肢はない」も読んでみてください。では、特に自分がお気に入りな名言をいくつかピックアップして紹介していきます。

『走馬灯が終わる』の名言集

寂しさからは

人間はどうしても、寂しさから逃げられないんだろうな、と思う。ひとつひとつのきっかけが、過去から寂しさを引き出してくるから。

走馬灯が終わる

人間はどう足掻いても、寂しさから逃れることはできないのだと思った文章です。何かしらきっかけがあって、そこからは寂しさを感じてしまうものなのかなと思いました。寂しくないようにいても、寂しくなってしまうというのは必ず病んでしまうとも言い換えられそうです。特に夜は寂しさを感じやすいので、何かしら過去に寂しさの思い出があるのかなと思ったりしました。

忘れたがる

忘れたがる。何もかもを。幸せなときはずっと覚えていたい、と思うのに、その瞬間がその記憶が、ちょっと歪んでしまうと忘れてしまいたいと思うようになる。

走馬灯が終わる

幸せなときは「ずっと続いてほしい」と願うのに、幸せではなくなったとき「忘れたい」と願うのはどうしてなのでしょう。ここでは恋愛が一番当てはまりやすいのかなと思いました。付き合っているときは幸せで、ずっと一緒がいいとか思っていたのに、別れてしまうとその記憶ごと忘れようとすること。結局は都合のいい人間でしかないのだろうか、と思ってしまいました。

ばいばいって

ばいばいって言われるたびに悲しくなる。けど、ちゃんと最後まで愛してくれるならそれはそれでいいかなって最近思ってて。勿論、愛してくれないだなんて選択は論外として。別れを大切にしていなくても、次が当たり前のように訪れそうな愛があれば、私は嬉しいと感じました。

走馬灯が終わる

「ばいばい」と言われることで次がないように感じてしまうので、私は、ばいばいとあまり言わないのですが、”次が当たり前のように訪れそうな愛”があるのであれば、ばいばいと言っても言われても良いように感じます。「またね」と言うことで次があるように思わせることができますが、「ばいばい」で次があるかのように見せる愛をどう演出すればいいのか、悩みどころではあります。

生傷を愛でる

最後まで生傷を愛でてくれるのはいい男なのかもしれないが、一瞬でも自分のために自分を犠牲にしてくれた男が脳内を過って、結局は愛してしまう結末を迎えるのだった。

走馬灯が終わる

最後まで自分のことを愛してくれるのは「いい男」なのかもしれないけれど、一瞬でも自分のために自分を犠牲にしてくれたクズ男に沼るのが女性あるあるなのかなと思いました。よく「私は男性を見分ける能力がなくて」という相談が来ますが、ただ単純に「一瞬でも犠牲にされた思い出があるから、沼っているのではないか」と思います。もし、クズ男にハマりやすい女性がおられましたら、こうした考えを参考にしてみると良いかもしれないです。

無回線

ネットのない時代に君と、恋落ちたかった。

走馬灯が終わる

今の時代、ネットがあれば誰とでも繋がれるようになりました。誰かが隠している秘密を見つけやすくもなった。だからこそ、ネットのない時代に恋したいと願うのでしょう。今は「君の全てを知るつもりはなかった」かもしれないですが、ネットのない時代は「君をもっと知りたかった」だと思います。そうした過去の文章があることから私たちは、ネットのない時代に憧れてしまうのでしょう。

さいごに

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今回は、まさをの書籍『走馬灯が終わる』に書かれている名言を紹介していきました。どうだったでしょうか。この書籍はAmazon限定販売に関わらず、沢山の注文を受け付けている目玉商品となっています。この記事を通して、この書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”名言”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。

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