今回は、ドリー・クラークさんの書籍『ロングゲーム 今、自分にとっていちばん意味のあることをするために』に書かれている知識を紹介していこうと思います。この書籍は、世界のトップ50経営思想家「Thinkers 50」のうちの一人として選ばれたドリー・クラークさんが書いており、人生をどう過ごすべきかを学ぶことができます。それでは書かれている知識を紹介していこうと思います。
『ロングゲーム』の知見
一夜の成功
成功のスピードについては間違ったメッセージが世の中にあふれている。一夜にして成功するには10年が必要だ。
ロングゲーム
「一夜にして成功するには10年が必要だ」という言葉が、その通りだと感じました。テレビや雑誌で"一夜で成功した人"みたいな見出しがあったりしますが、その人は裏で数年間の努力をしているものです。まんまと騙されて、一夜で成功するなら俺でもできそう、みたいな風に思ってしまい挑戦して失敗する人も多いのかなと思いました。しっかり努力した部分を考えられるのは素敵だと思いました。
時間がかかるもの
読者やリスナーを集めるには時間がかかる。たとえフォロワーが一人もいなくても、あるいは上の人に実力をまったく認められなくても、その時期を乗り越える粘り強さが必要。
ロングゲーム
読者やリスナー、フォロワーがいなくて結果を出せない期間は乗り越える粘り強さが必要とのこと。ほとんどの人は、この結果の出ない期間にやめてしまう人ばかりなので、乗り越える粘り強さを持ち合わせることでいずれ、上の人に実力を認められたりするのでしょう。「結果が出ないから将来が不安」と思う回数も多いと思いますが、自分を信じて乗り越えられるように頑張るべきだと思いました。
努力と呼ぶべきもの
努力は誰にも気づかれず、称賛もされない。最終的に実を結ぶかどうかさえわからない。ただ自分を信じて前に進むだけだ。このような忍耐を戦略的忍耐と呼ぶ。
ロングゲーム
努力とは、誰にも気付かれず称賛されないもの。人それぞれで努力の仕方はあると思いますが、共通することとしては「自分を信じること」なのかなと思いました。どれだけ自分を信じることができるかで、努力の幅も変わってくる気がします。日々のルーティンでもいいので、自分と向き合って自分をより深く知れる機会を作ることで、自分を信じられるのかなと思いました。
成功の裏には
すべての成功の裏には、渇望していたものがどうしても手に入らなかった瞬間がたくさんある。なかなか前に進めずつらい思いをする瞬間、こんな努力は無意味だとさえ感じる瞬間が、あとから思えば大きな意味を持つ。
ロングゲーム
すべての成功には、必ず「こんな努力は無駄」と思った瞬間があるとのこと。今の自分と照らし合わせてみて、無駄かなと思うけれどやっていることがあるので、後々"大きな意味"になるのだと信じてやっていこうと思いました。学生時代の勉強も、当時は無駄だと思っていたけれど、振り返ってみると大事なこともあったなと思えるので、今を大事に、生きていこうと思いました。
期間がその人を
人間は1日でできることを過大評価し、1年でできることを過小評価する。この期間を10年にまで広げると、さらにぐっと過小評価が激しくなる。最初は小さな、とるに足らない一歩でも、10年後にはあなたとライバルの間に巨大な距離ができている。
ロングゲーム
数が多くなるにつれて過小評価する世の中ですが、結果を出すためには時間を要しますからね。今は友人と同じ立ち位置でも、数年後は努力次第で圧倒的な差が生まれることもあります。学生時代、1年生の頃からバイトをしている人としていない人では差があるように、社会に出てからも差が生まれるのだと思うと、時間は無駄にできないものだと自覚できました。
さいごに
今回は、ドリー・クラークさんの書籍『ロングゲーム 今、自分にとっていちばん意味のあることをするために』に書かれている知識を紹介していきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”知識”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。