今回は、奥野 宣之さんの書籍『情報は1冊のノートにまとめなさい』に書かれている知識を紹介していこうと思います。この書籍は累計50万部を突破したものの完全版となっており、数多くの人が読んだものとなっています。Amazonには「日本中にブームを生み出した、"ノート術の元祖"の全面リニューアル版」と書かれています。それでは書籍に書かれている知識を紹介していきます。
『情報は1冊のノートにまとめなさい』の知見
大事なこととして
大事なことはただ1つです。365日、常にノートとペンを持ち歩くこと。これだけで、情報が活用できるようになります。繰り返しになりますが、単純な方法が一番「使える」のです。
情報は1冊のノートにまとめなさい
今の時代では、スマートフォンという便利すぎるものが普及しており、ノートとペンよりもスマートフォンだけを持つ人が増えたのではないかという考えがあります。確かに、どこへでも共有できるしすぐに書くことができるという点ではスマートフォンのほうが優れていると感じます。しかし、自分も著者さんと考えは同じで、ノートとペンを持ち歩くことが大事だと思います。単純だからこそ、使えるのでしょう。
書くべき内容の選択
常に1冊のノートを手元に置き、あらゆる情報を分類せず、前から順に入れる。ごちゃまぜのノートになっても『手がかり』さえ押さえておけば、あとで取り出せる。
情報は1冊のノートにまとめなさい
分野ごとに分けようとせず、1冊のノートに色々な手がかりを書いていくことが大事とのこと。実際、授業のときに先生が黒板に書いたものを全て写すというよりも、ボソッと言った一言に重要なものが詰まっていたりしたものです。どれだけ手がかりを押さえられるか、言葉としてノートに書き写していられるかが大事なように感じました。大事な箇所を聞き取る力も、身につけることができそうです。
平等かつ不平等
金持ちにも貧乏人にも平等に与えられているのが時間です。ライフログは、知的生産に役立つだけでなく、人生をより楽しいものにしてくれます。
情報は1冊のノートにまとめなさい
同じ時間を与えられているにも関わらず、金持ちの50代と貧乏の50代がいるものです。元々の才能があるからとか、家庭的に勝ち組だからという屁理屈を並べている人もいますが、中卒で金持ちになったり親に見捨てられて成りあがった人もいます。結局は、どれだけ言い訳をせず、世の中の流れを学んでいくかが重要な気がしました。周囲に流されない意思も大事だと感じました。
10年間の経験則
10年以上、この方式でノートを使ってきた経験からも、「つまらない」と思っても一応は書いておくことが必要だと断言できます。そこに書いてあることの価値を判断するのは、「現在の自分」ではなく、まったく想像できない「未来の自分」だからです。
情報は1冊のノートにまとめなさい
今、思いついたことを何かに書いてみる。今は何とも思わないような言葉だけど、数分後の自分がその言葉をきっかけに閃くこともあるのでしょう。現在の自分のためではなく、未来の自分のためにどれだけ足跡を残すことができるかが重要になるような気がします。時間が経つにつれて熟していく果実のように、書いた言葉も熟していき、必要なときに見ることで何か学びを得られるのだと思いました。
当たり前の中
当たり前のことの中から、おもしろいものを発見する。
情報は1冊のノートにまとめなさい
0から1より、1から100をすることのほうが気が楽なもので、何もないところから面白いものを見つけるのは難しいですが、当たり前の中から面白いものを見つけるのはちょっとだけ楽なような気がします。勿論、当たり前なことに慣れてしまうと見つけられない可能性がありますが、毎日に感謝しつつちょっと変わった部分に目が行くことで面白いものを見つけられるのだと思いました。
さいごに
今回は、奥野 宣之さんの書籍『情報は1冊のノートにまとめなさい』に書かれている知識を紹介していきました。どうだったでしょうか。今の時代ノートに書くのはどうなのだろう、と思っている人にこそ読んでほしい一冊です。この記事を通して、この書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”知識”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。