知識

中谷 彰宏『楽しそうな大人になろう。~ 55歳から輝いて生きる人の習慣』で得た知見

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今回は、中谷 彰宏さんの書籍『楽しそうな大人になろう。~ 55歳から輝いて生きる人の習慣』に書かれている知識を紹介していこうと思います。この著者さんは『なぜあの人は「美意識」があるのか』など、数々の著書がある方です。YouTubeでの配信をされたり、講演活動もしており、精力的な姿勢が見て取れます。それでは、書籍に書かれている知識を紹介していきます。

『55歳から輝いて生きる人の習慣』の知見

疲れたシルバーではなく

楽しそうな大人には、まわりの人が憧れます。お金持ちや偉い人でも、楽しそうでない人は、愛されません。大人の役割は、生きることの楽しさを、後進に伝えることです。大人が楽しそうにしていると、子どもたちも楽しそうになるのです。

55歳から輝いて生きる人の習慣

今の20代から見て、40代や50代を「楽しそう」と感じることは難しいように感じます。何かしら心に闇を抱えていたり、国に対しての批判的意見を持っていて、「この国で生きていくには不安」と感じることが多いです。そういった大人に囲まれているからなのかもしれませんが、少しでも「楽しそう」な年上を見つけることで生きていくことへの希望にも繋がるように感じました。

相手がミスしたとき

相手がミスをすると、つまらなそうな大人は、ここぞとばかり責めます。日頃の鬱憤を晴らすのです。自分の不幸感を、他者にぶつけることで、解消することはできません。ミスを許すことで、「幸福感」が上がるのです。

55歳から輝いて生きる人の習慣

この縮図として、SNSでの誹謗中傷も挙げられるように感じました。自分が常日頃から溜めている鬱憤を、誰かの不幸時に晴らそうとする。大人としてあるまじき行為ですよね。自分の鬱憤を誰かに晴らしたところで、マイナスな出来事しか起きないものです。誰かのミスを「そういうときもあるよね」と受け取り、「次は頑張ってみてほしいな」と思えることで幸福感が上がるのだと学べました。

好きなこととは

「好きなことが、見つからない」と言う人は、好きなことをしている人に、「キッカケはなんですか」と聞きます。キッカケがないから、自分は出会えないのだと勘違いしています。理由もなく、キッカケを忘れたことが、好きなことなのです。

55歳から輝いて生きる人の習慣

この言葉は今の自分にグサッと刺さるものとなりました。「好きなことは何ですか」という問いに答えられなかったけれど、毎日継続していることが好きに繋がるように思えました。ただ、”仕事”なんかはお金を稼ぐための手段に過ぎないので好きとは限らないとも思いました。けれど自分がしている仕事は「お金を稼ぐ」よりも「楽しさ」が先行しているので好きなんだろうと気付くことができました。

会話が弾まないのは

会話が弾まない人は、一言目から「知らない」と言います。好奇心がないので、自分の知らない分野の話をされたくないからです。知らない分野の話をすると、バカにされると、ビクビクしているのです。知らないことを、想像していける人が、楽しそうな大人です。

55歳から輝いて生きる人の習慣

知らないことを「知らない」と言って終わらせるのではなく、「知らないから教えてほしい」と聞くことが大事なのだろうと思いました。年を取ると興味深さが減少していくらしく、安定を求める人が増えるようです。せめて自分は、そのような安定だけを求めた退屈な大人にはなりたくないと感じました。毎日アンテナを張って、新しい情報をキャッチできる人でいたいと思いました。

楽しさが生まれるには

楽しさは、出会いから生まれます。出会いは、待っていても、生まれません。そこそこの役職になると、来てもらうことに、慣れてしまいます。いつのまにか、自分から行くことができなくなっているのです。

55歳から輝いて生きる人の習慣

仕事をしていて、新人の頃は自分から積極的に話しかけていたとしても、年を重ねてそこそこの役職になると「話しかけられる」ことが当たり前になるとのこと。結果的に、自分から行動をできない大人になってしまうのだろうと思いました。自分の地位や役職に慣れてしまわないように、ちゃんと若者の視点も考えながら、時々自分から話しかけるようにしておこうと思えました。

さいごに

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今回は、中谷 彰宏さんの書籍『楽しそうな大人になろう。~ 55歳から輝いて生きる人の習慣』に書かれている知識を紹介していきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”知識”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。