名言

青松 輝『4』の名言集|待望の第一歌集!

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今回は、青松 輝さんの書籍『』に書かれている名言を紹介していこうと思います。著者さんは”ベテランち”としてYoutubeで活動をされている方です。著書として『やる気ゼロでも灘→東大理III 他力本願勉強法』があります。Wikipediaを見ると、「頭が良いんだろうな」と思う経歴が書かれていました。それでは書籍に書かれている名言を紹介していきます。

『4』の名言集

花と花

花と花 くしゃくしゃの1万円が入っているラムネ菓子のプラスティックボトルに

この詩を読んだとき、自分が小学生だった頃を思い出してしまいました。友達と駄菓子屋に行って駄菓子を買い、公園のベンチで食べたりする。ラムネ菓子はポケットに入れて、サッカーをしながら合間合間で食べたりする。そういったことを思い浮かべて、懐かしいなと感じました。ただ、くしゃくしゃの1万円が入っているラムネ菓子という表現からは、怪しい匂いがプンプンしてきました。

かもしれない運転

かもしれない運転を心がけたこと、誓って一回もありません

この詩を読んで笑ったのですが、教習所では「かもしれない運転に注意して」みたいなことを考えるのに、路上に出てしまうとそういった考えをしなくなるのはどうしてなのだろうと思いました。「あの角から子供が出てくるかも」とか「青だけど信号無視する車がいるかも」とか、色々と想像しなくてはいけないわけですが、そういった想像すらも億劫に感じてしまうのが大人なのでしょうか。

忘れない

忘れない ことはできない 最寄り駅のキオスクはコンビニに変わって

忘れることができない記憶として、キオスクがあるのだろうと感じました。今も自分の頭の中にはキオスクでの思い出が沢山詰まっているけれど、もうそこにはコンビニしかなくて。そういった寂しさから出る雰囲気もあるように感じました。記憶というものは忘れようと思えば思うほど忘れられないもので、どうしてもその瞬間を思い出してしまうのはなぜなのでしょう。忘れたいのにね。

プールでもないのに

プールでもないのに塩素の匂いで涼しい 裏切りたい

この詩、めっっっちゃ心がグッとくるものでした。今や20代になり、半ば強制的にプールの授業なんかもないので塩素の匂いを嗅ぐことも少なくなりましたが、小学校近くを通るときなんかに塩素の匂いがすると「ああ、懐かしい」と一瞬であの頃に戻されてしまいます。冬だったとしても、その匂いを嗅ぐことで涼しい気持ちになれるのはどうしてでしょう。淡い青春の詰まった匂い、素敵ですね。

車から落とした鍵

車から落とした鍵が跳ねてって誰かに当たる、はじまれ恋人

ここでの「はじまれ恋人」という表現は、物書きとして学びのあるものでした。ここでは「鍵が落ちたとき、拾ってくれた女性に恋をした」みたいなことを書くことが多いですが、「はじまれ恋人」と書くことで、始まらなければ恋人ではないし、始まれば恋人になれるという感じがしました。書き方次第で、読者の思いをここまで動かせるのかと感心してしまいました。自分もこういった詩を書きたいと感じました。

さいごに

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今回は、青松 輝さんの書籍『』に書かれている名言を紹介していきました。どうだったでしょうか。著書として『やる気ゼロでも灘→東大理III 他力本願勉強法』もあるので、読んでみると違いを感じることができそうです。この記事を通して、この書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”名言”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。