
今回は、キム・スミンさんの書籍『君に伝えたいこと。』に書かれている名言を紹介していこうと思います。この書籍はSEVENTEENさんや2PMさんなどが愛読している韓国エッセイで、翻訳を経て日本へと上陸してきたようです。XやFacebookなどで活動している著者さんは累計50万部を超える方のようで、言葉を通じて優しさを感じることができました。それでは、書かれている名言を紹介していきます。
『君に伝えたいこと。』の名言集

口下手な人
口下手な人を愛してください。そんな人があなたに気持ちを伝えたなら、その人には本当にあなたしかいない。
君に伝えたいこと。
口下手な人を愛している人にとって、「素敵」と思えるような言葉が書かれていました。口下手なので上手く表現できないものですが、それでも表現してくれようとしている所に愛が詰まっているのだろうと思いました。口下手な人だとして、表現が上手ではなくても言ってくれたのならば「その人には私しかいない」と思うのだろうと感じました。上手下手関係なく、愛せること自体が素敵だと思いました。
謝れる人
失敗して謝らない人よりも いやになるほど「ごめんね」「ごめんね」という人が 2人の関係にひびが入るのがいやで 謝っているのですから、少し大目に見てあげてください。
君に伝えたいこと。
失敗しても謝らない人よりも、こちらが嫌になるほど謝ってくれる人のほうがいい人とのこと。謝らなければ「この関係にひびが入る」と思っているので、相手が許してくれるまで謝るのだろうと思いました。謝らなければそれまでの関係ですが、謝って非を認めることで今まで以上の関係へとなれるように感じました。どちらかが悪いと責め合うのではなく、見直して謝る癖をつけるべきだと思いました。
1日の大切な瞬間
誰かが毎朝あなたを甘い声で起こしてくるなら、忘れずにごはんの準備をしてくれるなら、眠る前にいい夢を見てねと言ってくれるなら、他の誰でもなく、その人を大切にしなければいけません。愛されている証拠です。1日の大切な瞬間に、いつもあなたを気にかけているのですから。
君に伝えたいこと。
1日の中で、自分と関わりのある人がいるのであれば、その人を心から大切にしなければならないのだと思いました。自分の中で「当たり前」となっている存在は、相手も自分のことを「当たり前」と思っていることが大半です。なので感謝が減っていくものですが、自分から「ありがとう」や「大丈夫かな?」と寄り添うことでより良い関係へと進展していくように感じました。人の命には終わりがあるのだから、身近にいる人を粗末に扱うのではなく、大切に思う心が大事なのだと思いました。
心に残る傷
紙を半分に折ってみてください。折れ目が残ります。人の心もそうです。折りたたんで開くと、見えないけれど傷が残っています。心の傷はそういうものかもしれません。
君に伝えたいこと。
紙を折り、開いてみると折り目が残るものです。どれだけ伸ばそうとも、折る前の紙には戻りません。それは人の心と同じとのこと。自分にとっては何気ない一言だったとしても、相手の心には深く残るような傷となっている可能性もある。見えないからこそ気付けないものですが、より相手への敬意を示さなければならないのだと思いました。言葉でも人は傷つくのだから、プラスなことを言うべきですね。
苦しめていたこと
1年前につらかったこと、思い出せますか?1ヵ月前に心配だったこと、覚えてますか?1週間前に食べた料理、言えますか?私たちを苦しめていたことは、いつか忘れられていきます。
君に伝えたいこと。
様々な悩みを抱きつつ生きていく人生ですが、時間が経つごとに薄れていく悩みも沢山あるのだろうと思いました。1年前は「死にたい」と思いながら苦しんでいた悩みも、今となれば「どんな悩みだったかな」と思ったりします。逆に今「ああ、もうどうしよう」と悩んでいることも、数年後の自分にとっては些細な過去でしかないのだろうと思いました。「悩みを抱いては薄れ、悩みを抱いては薄れ」を繰り返していくことが人生であり、それらの感情を共有することが大事なのだろうと思いました。
さいごに

今回は、キム・スミンさんの書籍『君に伝えたいこと。』に書かれている名言を紹介していきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”名言”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。