知識

杉山 敏啓『お金の基本』で得た知見|サクッとわかる ビジネス教養

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今回は、杉山 敏啓さんの書籍『お金の基本』に書かれている知識を紹介していこうと思います。この書籍では、文字だけではなくイラストも活用されており、お金について詳しくない人でも学びやすい内容となっていました。お金に関するあれこれ (株や新NISA、FXや税金) について、サクッと学びたい人にとってはお薦めの1冊だと思いました。それでは、書かれている知識を紹介していきます。

『お金の基本』の知識

確実に貯金するには

確実にコツコツ貯金を増やすには「毎月天引き」が1番。つまり収入から支出を差し引いた残りを貯金するのではなく、収入から先に貯金を差し引き、残りを支出にあてるという考え方です。

お金の基本

確実に貯金をしたいのならば、「残ったお金を貯金する」のではなく「先に給料から抜いておく」ほうがいいとのこと。お金があるうちは沢山使ってしまうため、結果的に貯金できない流れになります。それを防ぐためにも「先に貯金しておく」ほうがいいと思いました。お金があれば選択肢が増えるけれど、少なければ何も選べないですからね。貯金の習慣は身につけておくべきだと思いました。

リボ払いについて

リボ払いはクレジットカード会社にとっては加盟店と利用者の両方から手数料を得られるメリットがありますが、利用者にとってはほぼ月々一定額しか支払わないため、残りは借金を抱え続けることになります。しかも年利は10数%と高利です。お金を貯める・増やす基本は「借金をしない」ことですから、リボ払いはなるべく利用しないのが賢明です。

お金の基本

クレジットカードを利用していると、クレジット会社から「リボ払いにして月々の支払いを安くしませんか?」みたいなメールが来たりします。それに惑わされて変更してしまうと、後で大変な目に遭うのだと思いました。月々の支払いが安くなるというメリットがあるように見えて、年利が高く設定されているため、返しても返しても元本がなくならない仕組みは恐ろしいと思いました。

消費税の使い道

消費税の税収は、主に医療や年金、介護などの社会保障に使われています。社会保障費は少子高齢化などを背景に増加傾向にあります。これが消費税が今後も引上げが見込まれる背景なのです。

お金の基本

消費税が年々高くなる一方で、「何に使われているのだろう」と深く考えることなく支払ってきました。守らなければ捕まる国なので仕方なく支払っていたわけですが、少子高齢化などの対策として使われていると思うと清々しい気持ちになれました。ただ昨今の政治を見ていると、闇が深くて「支払った税金は意味のないことに使われているのではないか」という不信感を抱くのも無理はないですね。

新NISAについて

この制度を利用すると年間360万円 (累積で最大1800万円) までの投資で得た利益に税金がかかりません。NISAを利用するには金融機関に専用のNISA口座を1人1口座だけ解説します。この口座以外では利益を非課税にできません。

お金の基本

新NISAが登場して数年が経ち、ネット上では「新NISAをしない奴はバカだ」みたいな言葉を見かけたりします。これまで投資をしなくても生きていけた人間が、投資をしようと思えないのも仕方がないものだと思います。ただ、これからも物価は上がり続ける傾向にあり、投資をせずにお金を持ち続けるというのは無理があるように感じます。お金も自分も働くという時代に突入してきてますね。

自動車保険について

自動車の「任意保険」の保険料は、基準となる保険料に対して割増率と割引率を適用して決まります。この率は1等級から20等級の各「等級」ごとに設定され、契約時・更新時の保険料はこの等級が何かで決定します。これが「ノンフリート等級別料率制度」というしくみです。

お金の基本

自動車を持っていない人にとっては関係のないことですが、持っている人にとっては「大事なこと」だと思いました。事故などで等級が変わってしまうと、支払わなければならない額が変わってしまうのは注意が必要だと思いました。逆にずっと安全運転を続け、誰にも危害を加えなければ支払う額も減るので、良し悪しがあって良くできている制度だと思いました。無事故無違反で過ごしたいものです。

さいごに

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今回は、杉山 敏啓さんの書籍『お金の基本』に書かれている知識を紹介していきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”知識”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。