知識

櫻井 秀勲・本田 健『作家という生き方』で得た知見|文字の力!

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今回は、櫻井 秀勲さんと本田 健さんの共著『作家という生き方』に書かれている知識を紹介していこうと思います。櫻井さんは「きずな出版」の代表取締役社長をしており、本田さんは『作家とお金』や『ユダヤ人 大富豪の教え』など、出版に関しての業界で活躍されている方々です。作家を目指す人にとって、必読すべき1冊だと感じました。それでは、書かれている知識を紹介していきます。

『作家という生き方』の知識

作家になる人とは

作家には遠慮がありません。少なくとも、「書くこと」「書くとき」に遠慮していたら何も書けません。本田さんがいわれる通り、書きたいことがあって、それを書く使命が自分にはあると思うから、文章を書く。それが作家だし、作家は、そうあるべきだと思うのですが、いまの作家というのは、そうはなっている人は少ないと感じています。

作家という生き方

作家とは、「遠慮することなく書くこと」だと思いました。誰に何と言われようとも、自分が書かなければならないことを全うする責任があるように感じました。「いまの作家というのは、そうはなっている人は少ないと感じています」とあるけれど、自分はそうならなければならない要因があるように感じました。今ではSNSでの発信も大事なことですが、「自分が書きたいこと」を書いた結果、アカウントが凍結されてしまうこともある時代です。書きたいことを書きたいままに書けない時代ですね。

お金を使うこと

お金は使わなくてはなりません。そうしなければ、新しい知識、大切な情報が手に入らないからです。しかし、書き手になるには、情報を集めただけではムリです。それを自分流の角度に書き換えて、その人物の生き方、考え方を文章にしなければならないからです。

作家という生き方

お金を使うことで、得られることが無数に散りばめられているのが社会なのだと思いました。書籍を買うにも、映画を観るにも、料理を食べるにも、すべてに「お金」は付き纏っています。折角、自分の持つお金を支払うのだから、そこで得た知識や情報は自分の言葉として残しておきたいものです。見たままを文字にするのではなく、そこに自分の味を足すことが何よりも大事になってくると感じました。

作家という仕事

作家としての使命は、自分の言葉が読者に与える影響です。メッセージは、単なるアドバイスではなく、読者が新たな一歩を踏み出す後押しとなるものです。 ~~ 読者の人生に刺さるメッセージを届けること。それは、作家にしかできない尊い仕事であり、読者と深くつながるための最も強力な方法といえるのではないでしょうか。

作家という生き方

「作家」という仕事を、ビジネスに用いるために本を書く人もいます。自分的には、「作家」という仕事を「人と人を繋げるもの」と認識しているので、より多くの人に届くような文字を紡ぐようにしています。まずは作家が読者に伝えたいことを書き、読者が他の人に伝えたくなるような構成にしておく必要があると感じました。その結果として、人と人が繋がり合う社会になるのだと思いました。

文字を紡ぐということ

SNSでの発信には一貫性と誠実さが求められます。軽率な投稿をしてしまうと、批判的な意見が大量に返ってきて、いわゆる炎上するという状態になります。それをいいPRだと割り切れる人もいますが、メンタルが弱いと、その後文章が書けなくなってしまったりします。現代の作家には、50年前と違って、まったく違った新しいスキルが求められています。

作家という生き方

SNSで文字を紡いでいると、「内容がまったくない」や「つまらない文章だな」と言われることがあります。そこで「つまらない」と自分を責めるのか、「この人はつまらないと思っただけ」と思って新たな文章を生み出す糧にするのかで未来が変わってくるように感じました。メンタルが弱弱しい人にとって、こういった仕事は向いていないのだと思いました。文字を通じて色々な人に巡り合えるけれど、いい人もいれば悪い人もいて、その出会いをも文字にすることができれば良いと感じました。

作家という生き方

作家は、読者とともに成長する存在でもあります。作品を通じた対話やフィードバックを受け取りながら、読者の心に寄り添い、新たな作品を生み出していく。その過程は、作家自身の成長を促すと同時に、読者とともに未来を創る営みでもあります。

作家という生き方

成熟しきった人間だから「本を書ける」というわけではないのだと思いました。成熟しきる前から本を書き、読者のフィードバックなどを参考に成長していくのが作家という仕事だと感じました。そう捉えてみると、「1人で文字を紡ぐ寂しい仕事」ではなく「無数の人に救われながらする仕事」と思えるようになってきます。「作家」とは孤独との戦いでもありますが、読者がいてくれるだけで幸せですね。

さいごに

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今回は、櫻井 秀勲さんと本田 健さんの共著『作家という生き方』に書かれている知識を紹介していきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”知識”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。