
今回は、中野 善壽さんの書籍『お金と銭』に書かれている知識を紹介していこうと思います。この書籍は『ぜんぶ、すてれば』から5年経った今、伝説の経営者が「お金も人もついてくる習慣」について書いていました。伝説でも何者でもない自分だからこそ、こうして書籍を通じて「伝説の経営者」の知恵を知ることができてよかったと思います。それでは、書かれている知識を紹介していきます。
『お金と銭』の知識

お金と向き合う
肝心なのは、お金についてよく考えるという意識を、平常から保つ姿勢です。たいていの人は、家などの高額なものを購入しようと思ったとき、窮して困ったとき、あるいは宝くじが当たるなど急に大金が舞い込んだときにしか、お金について真剣に考える時間を持ちません。本来ならば、いつでも誰でも、お金について心を寄せるべきです。
お金と銭
「お金について考える」という意識を、常日頃から持とうと思いました。お金を得るときや失うときにしか考えていませんでしたが、常日頃から「この使い方はどうなのか」や「このお金をどうするべきか」など考えていくべきだと思いました。「お金について」は、日本の文化的に非常識みたいなものがありますが、そういった同調圧力に屈することなく、お金と向き合っていこうと思いました。
財布について
財布は単なる「いれもの」ではありません。お金にとって、財布は「家」のようなものですから、財布はいつでも清潔に保つことが重要です。また、お札はいろんな人の手に渡る間に、さまざまな不浄なものが付着し、本来のパワーを失ってしまいます。
お金と銭
財布を「いれもの」と認識している人は、レシートやカードでいっぱいになっていることがあります。財布を「家」と認識している人は、お札の向きを揃えていたりレシートを管理していたりするものです。自分が使うお金を入れておく場所なのだから、綺麗に保ちたいものです。レシートに関してはスマホのアプリで管理ができるので、そういったことを積み重ねていく必要があるのだと思いました。
発想できないとき
過去にやってきたことや、すでに形になっているもの。近くで成功している誰かの手本。雑念となる残像は無数にあります。常識や固定観念にとらわれず、曇りのない透明な心で感じる。細かい出来事に気づき、そこに意識を向け続けると、きっとハッとする発想が生まれると思います。
お金と銭
過去の栄光や近くの成功。SNSには様々な成功例が載せられています。そういったものを見たり聞いたりするたびに、「自分なんて情けないな」と思うかもしれません。しかし、細かい出来事に気づき、それらに意識を向け続けていれば、新たな発想と出会う可能性もあるのだと書かれていました。これまでの自分とはお別れをし、新たな自分へと成長を遂げることが何よりも大事だと思いました。
運の良し悪し
運がいい人、悪い人。その違いはなんでしょうか。まず知っておくべきことは、「運を意識して生きる」ことの重要性です。ものごとがうまく進んだときは「運がよかった」。ものごとがよからぬ方向へいったときには「運が悪かった」。運の力を信じる人は、運を呼び込む行動にも自然と意識が向くのではないでしょうか。
お金と銭
そもそも「運」を信じて、生きている人はどれほどいるのでしょう。自分は良いことがあれば「ラッキー」と思うし、悪いことがあれば「運がなかった」と思うようにしています。運の良し悪し以前に、「運の力」を信じていることに意味があるのだと思いました。運の力を信じ、「運がいい」と思うことで、さらに運のいい方向へと意識が向くように感じました。「運がいい」を口癖にすべきですね。
アートを買う
「アートを買う」というと、「投資目的のコレクション」と勘違いされるのですが、私にとってアートを買う行為は純粋に「ファン」としてのコミュニケーションです。気に入った絵を買うことによってユニークな作家と出会えるし、交流が生まれる。それが何よりの価値です。出会いや交流は、決してお金では買えない価値です。
お金と銭
お金持ちは「アートを投資目的で買う」と思われがちですが、アートを通じて「様々な出会いを買える」と思うと素敵なことだと感じました。普通では出会えないような才能に出会えるわけだから、お金を支払う価値は十分にあるものです。そういった付き合いがあり、新たなチャンスが舞い込んでくるのだと思いました。チャンスは動いている人にしか訪れないのだから、色々と挑戦していくべきですね。
さいごに

今回は、中野 善壽さんの書籍『お金と銭』に書かれている知識を紹介していきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”知識”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。