
今回は、越川 慎司さんの書籍『世界の一流は「休日」に何をしているのか』に書かれている知識を紹介していこうと思います。この書籍は、様々な会社で一流を見てきた著者さんによる「休日の過ごし方」を学ぶことができるものです。日本人が思っている「休日の過ごし方」とは全く違うことが書かれており、これからは一流みたく過ごそうと思いました。それでは、書かれている知識を紹介していきます。
『世界の一流は「休日」に何をしているのか』の知識

たくさん働く考え
「たくさん働く = たくさん儲かる」という考え方は、逆の視点から見れば、「働く時間を減らす = 売り上げが下がる」という価値観を生み出すことになり、「休む」→「会社の成長に寄与しない」→「サボっている」という発想に結びつきます。こうした価値観を実体験として学んできた人たちが、現在では企業のトップや経営幹部になっているのです。
世界の一流は「休日」に何をしているのか
現在のトップ層が「休む = サボっている」という価値観の中で仕事をしてきたため、その風習が未だに引き継がれているのだろうと思いました。「上司が休んでいないのに、自分が休むのはどうなのだろう」と悩む日本人が多いですが、自分の仕事を誰かに引き継いで迷惑にならないようにしていれば、関係なく休んでもいいように感じました。休むことはそこまで悪いことではないですからね。
一流の仕事術
エグゼクティブは、「成果につながる努力」と「つながらない努力」を瞬時に見抜くことで「ムダな努力」を切り捨てています。見極め力とは、ムダな努力を素早く見抜いて、すぐに辞める能力…と言い換えることができます。
世界の一流は「休日」に何をしているのか
一流の人は、審美眼があるのだと思いました。やみくもに努力を継続すれば結果が出ると思っている人もいますが、ちゃんと「成果につながる努力」と「つながらない努力」を見極めておく必要があると感じました。誰しもが時間は有限なわけで、「これはするけれど、これはしない」というような選択を常日頃から心掛けておく必要がありそうです。将来を見抜く力が大事になってきそうです。
失敗を恐れないこと
行動実験の結果だけで正否を判断するのではなく、行動を起こしたことを評価する…という視点を持つことが大切です。仮に失敗しても、「どこかで成功すればいい」というのが自己効力感の考え方ですから、必要以上に結果を重く考えるのではなく、失敗したら素早く次の行動実験を始めればいいだけのことです。
世界の一流は「休日」に何をしているのか
失敗を恐れて行動をしないか、失敗しても「いつか成功できる」と思って行動をするかで結果は変わってくると思いました。行動をしなければ、今の生活がいつまでも続くように感じられますが、挑戦をしていくことでより良くなることも悪くなることもあるのだろうと思いました。悪くなることを恐れて行動しないのかもしれませんが、失敗した経験も知識として身につくため、行動を起こしたことによる価値は想像以上のものがあるのだろうと思いました。
読書は武器である
読書を知識の習得と考えてしまうと、どうしても情報のインプット(入力)が先行することになりますが、彼らは「アウトプットありきのインプット」を重要視することで、読書を自分の「武器」にしているのです。
世界の一流は「休日」に何をしているのか
インプットを目的とした読書よりも、アウトプットを目的とした読書のほうが価値があるとのこと。読書をすれば知識が増えるのは分かりますが、その知識をどこかに活かせないかと考えることまでが大事なのだろうと思いました。自分は読書で得たことをブログで書き出し、それに関する感想を書いていますが、こういったアウトプットもいいのかもと思います。読んだときにグッときた個所を再度考え直し、それに関する自分の感想を文字にするということに意味があるように感じました。
休日の過ごし方
ダラダラと時間だけが勝手に過ぎていく休日を過ごすのではなく、自分の決めた予定通りに休むことで、自分の思い通りに身体とメンタルと脳の疲れが取れることが、自分にとってのベストな休日だと見極めています。
世界の一流は「休日」に何をしているのか
殆どの日本人は、休日が来るとダラダラ過ごしてしまうのだろうと思います。しかし、休日を満足して過ごしたいのなら、予定を決めて休日を過ごすべきだと感じました。何も考えないで過ごしていると、「1日を無駄にした感」が罪悪感へと変わってスッキリしなかったりします。予定を決めてそれらをこなしていくほうが、「今日1日は思い通りに過ごすことができた」と満足感を得られそうだと思いました。
さいごに

今回は、越川 慎司さんの書籍『世界の一流は「休日」に何をしているのか』に書かれている知識を紹介していきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”知識”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。