
今回は、森瀬 繁智 (モゲ) さんの書籍『ミリオネア・ハビット』に書かれている知識を紹介していこうと思います。著者さんは『キミは、幸せな「お金持ち」になる方法を知らないだけなんだ』や『キミは、「怒る」以外の方法を知らないだけなんだ』などの著書があり、今作も漫画で作られており読みやすい作品だと感じました。読書があまり得意ではない人にとって手に取りやすい作りとなっているため、お薦めの1冊です。それでは、書かれている知識を紹介していきます。
『ミリオネア・ハビット』の知識

いいことが起こる魔法
どのような言葉を使えばいいことが起こるのでしょうか。それは、「なにかいいこと”ない”かなぁ」と願望を口にするのではなく、「なにかいいこと”した”かな」という考え方に変えるのです。
ミリオネア・ハビット
家族で話しているとき、たまに「いいことないかな」と言っていたので、次から気を付けようと思いました。「いいことないかな」と思っている限りは、一生いいことは起こらないのだろうと思います。「いいことしたかな」と振り返る習慣を身につけることで、自ずといいことをしていく人間へとなっていくのだろうと思いました。徳を積むみたいな感覚で、いいことをしていくべきですね。
成功する理由
「安心がないと前に進めない」という心理は理解できますが、「リスクを取らないと成功しない」というのも真理なのです。”成功する理由”を、人は「頭がいい」とか「チャレンジするからでしょ」と言いますが、違います。「失敗してもどうにかなる」と考えているからです。
ミリオネア・ハビット
「リスクを取らないで成功する」とは、なかなか難しいものです。やはり成功をしたいのであれば、「リスクを取る」ことが必須なのだろうと思いました。例えば、起業しようか今の会社に居続けようか悩んでいるとして。リスクを取って起業をし、結果的に会社員時代の数倍ものお金を稼ぐことに成功したら嬉しいですよね。失敗したときの自分も考えておく必要はありますが、行動に移さない限りは成功も訪れないのだと覚えておくべきだと思いました。
努力が報われるために
「報われない努力はない」とか「努力は決して裏切らない」という言葉はとてもいい言葉だと思いますし、人を励ましたり、やる気を起こさせたりするのには一定の効果があります。でもやはり、努力を報われるものにするためには、努力の先にあるものを常に意識することが大切なのです。
ミリオネア・ハビット
「努力は報われない」のではなく、「報われない努力をしている」だけなのだと早く気付くべきだと思いました。自分とは相性が合わないと分かっていながら、野球選手になるために一生懸命練習をしても。相性が合わないのだから、報われなくて当たり前です。自分の努力という時間を何に割けば報われるのか、「努力の先にあるもの」を意識して生きていく必要がありそうです。報われる努力か否かを考えられるような思考力は身につけておいて損はないですね。
時間にゆとりがある
時間にゆとりを持たせると心にもゆとりが生まれて、豊かな発想や今までにないアイデアを生むきっかけになるかもしれません。まさに「時は金なり」で、時間は誰に対しても平等に与えられた大切な資産です。それをムダにしたり、ほったらかしにしておくのはもったいない!時間を有効活用して、幸せや豊かさをどんどん生み出してください。
ミリオネア・ハビット
時間にゆとりを持つからこそ、心にもゆとりが生まれるものです。日々、仕事で手一杯の人を見ると「忙しそうで険しい顔をしている」と思います。そういうときは、「なぜ忙しいのか」「どう時間を分配すれば楽になれるか」など、今の自分の生活を振り返ることが大事なように感じました。心にゆとりがあるから、新たな発想もできるものです。時間を支配できるような人でいたいものですね。
成功した人の習慣
本から学ぶだけではなく、成功した人の習慣を聞いて真似してみることも役立ちます。もしあなたが飲食店を構えてその店を繁盛させたいならば、成功している店に行って、品揃えや価格帯、接客の様子を調べて、その店の良い点を「盗んで」みてもよいでしょう。
ミリオネア・ハビット
成功している人は大抵、本を読んでいると言われています。逆に、成功している人は本を書いているとも言われています。そのため、本を通じて成功した人の知識を盗むことができるわけです。しかし著者さんは、本だけではなく「習慣」も真似してみるといいと書いていました。自分の飲食店は繁盛していなくて、繁盛させるために繁盛している飲食店を見に行く。そして繁盛している理由を見つけられたら、それを自分の飲食店でも活かしてみる。社会は他人の知識を盗んで活かすべきなようです。
さいごに

今回は、森瀬 繁智 (モゲ) さんの書籍『ミリオネア・ハビット』に書かれている知識を紹介していきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”知識”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。