名言

まさを『死』の名言集|著者の筆記による「死」に関する言葉!

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今回は、まさをの書籍『』に書かれている名言を紹介していこうと思います。この作品は『言葉の綾シリーズ』や『君を忘るシリーズ』で人気を得た"まさを"による、初めての筆記で構成された書籍となっています。「死」にテーマを絞り、悲しさ満点の書籍のように思いますが、後半に向けて"生きていこう"と思えるような作りだと感じました。それでは、書かれている名言を紹介していきます。

『死』の名言集

綺麗なもの

綺麗なものを集めてみる。自分自身が汚れなのだと知る。

綺麗なものをたくさん知り、綺麗なものにたくさん触れていった結果、「自分自身が汚れ」なのだと知ってしまうとのこと。noteでこの言葉が詳しく書かれており、『#45 美しいものに触れる』では、鏡に映った"美を求める醜い形相の私"と表現されていました。今やスマートフォン1つで何でも知れる時代となってしまい、綺麗なものに触れる機会が増えてしまったが故に、汚れを知れるのだと感じました。

死を経る

死別。どこを探しても、どこに行こうとも出会えず。居ない悲しみを思う。

この世とあの世を繋ぐ何かがない限り、どこを探そうとも、どこに行こうとも会うことができず、連絡もできないのだと感じました。世界中はSNSで繋がることができるけれど、あの世との連絡はどう足掻いても無理なのだろうと思いました。その人がよく通っていた花屋さんに行ったとき、ふと奥のほうから現れてくれないかと期待しても、その思いが報われることはないという悲しみは大きいですね。

連絡先を削除

連絡先を消すという選択が、「死」と同じ意味だとは。

SNSのアカウントを知っていたり、連絡先を知っている限りは繋がっている実感があるけれど、アカウントが消えていたり連絡先を消してしまったりすることで、繋がれない恐怖を抱くのだろうと思いました。世界はどこまでも広く、日本だけでも広く感じるわけで、その中から連絡先に頼ることなく見つけようとすること自体、無謀なのだろうと感じました。深い意味を持つ言葉だと思いました。

後悔が残る

私の言葉で死を選ぶ人がいれば、あなたの言葉で死を選ぶ人もいて。償えない後悔だけが残るね。

誹謗中傷という言葉があるほど、人は他人に対して言葉で攻撃をしているとのこと。また、そんなつもりはなく「〇〇だね」と言ったことで死を選ぶ人もいるのだろうと思いました。言葉には微力かもしれないけれど鋭利なものが備わっており、人を殺めてしまう可能性もあるということを念頭に置いておくべきだと感じました。死を選んでしまっては後悔が残るばかりなので、気を付けるべきですね。

避難する前

避難した場所に咲いてる花よりも、避難する前にいた場所に咲いていた花を、何よりも大事にするべきだった。

震災や事件・事故によって避難しなければならない状況に陥り、避難した先で新たな人生を始める人がいます。避難する前の幸せを失って、「あのときが幸せだった」と気付く人がたくさんいます。自分もこれまでにたくさんのものを失い、そしてやっと「あれが幸せだったのか」と気付いてきました。しかし気付くころにはもう遅く、間に合わない出来事もあったりします。そんな思いを抱く人を少しでも減らしたく、「避難する前にいた場所に咲いていた花」として表現されているのだと感じました。

さいごに

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今回は、まさをの書籍『』に書かれている名言を紹介していきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”名言”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。