
今回は、ジェイソンさんの書籍『お金の増やし方 改訂版』に書かれている知識を紹介していこうと思います。この作品は『お金の大学』の著者である両学長もお薦めしており、初心者にとって必読すべきであると明言されていました。ベストセラーとして日本では売れ続けており、人気だからこそ「改訂版」も出てきたのだろうと思いました。それでは、書かれている知識を紹介していきます。
『お金の増やし方 改訂版』の知識

心に残しておくべき言葉
すごい資産形成の知識を知っていなくちゃいけないというわけではないよ。日々の生活の中で「今、使っているお金は本当にその価値があるのか?」と判断できるかどうかが一番大切だと思う。
お金の増やし方 改訂版
「資産形成の知識」を知っておくことが1番大切なわけではなく、「使っているお金の価値」を判断できるかどうかが1番大切とのこと。一時的な感情で高価な買い物をしてしまったり、価値のないものにお金を使うことが何よりも無駄遣いへとなるのだろうと思いました。自分のタメになることや価値があると思えることにお金を使うことが、今後の人生をより豊かにしてくれるのだろうと思えました。
支出を見直すこと
支出を見直した方が同額の利潤を得るよりもめっちゃ簡単じゃん。今すぐ見直してよ。あと、固定費を減らすもうひとつの良い理由として、一度減らせばそのあとずっと節約の効果が続くんだよ。
お金の増やし方 改訂版
新たに給与を3万円増やす努力をするよりも、毎月の支出から3万円を節約することのほうが簡単とのこと。しかもこの習慣を心掛けていれば、その節約で得た3万円はずっと続くため、投資に回したりできる資金が増えるのだと思いました。今を楽しむために生きる人生も良いとは思いますが、最低限は未来の自分の生活も考えておく必要がありそうです。今の節約が未来に繋がるのだと思いました。
リスクヘッジをする
投資の世界には「卵をひとつのカゴに入れるな」という有名な言葉があるんだ。例えば卵をひとつのカゴに入れていたら、万が一カゴを落としたらすべての卵が割れてしまう。でも、卵を複数のカゴに入れておけば、ひとつのカゴを落としてもほかの卵は無事だよね。これと同じで投資もリスクを避けるために「分散」=「リスクヘッジ」をすることが大事なんだ。
お金の増やし方 改訂版
投資の世界では聞き慣れた言葉ですが、「卵をひとつのカゴに入れるな」というものが書かれていました。そのカゴを落としてしまったとき、すべて損失になってしまうからとのこと。それよりかは、カゴを分散して持っておくことで1つを損失しても、最大の損失にはならないのだと学べました。今や当たり前な知識ですが、知らない頃は「確かに」と思えたので、知っておいて損はない知識ですね。
アメリカ企業の強さ
君たちが日常的に使っているものはアメリカの大きな企業のものばかりなんだ。単純な話だけれど、これだけでも、アメリカの企業の強さを感じてもらえるんじゃないかな?
お金の増やし方 改訂版
日常を細かく見ていると、アメリカ企業のものばかりなのだと気付けます。InstagramもMicrosoftも、appleも何もかも。だからアメリカにはいつまでも勝てないのだろうと感じました。しかしそのことを逆手に取り、アメリカはこれからも伸びていくのだろうと想像ができます。だから著者さんは、アメリカの投資先をお勧めしているのだろうと思いました。ただ著者さんが言っていることを全て信じるのではなく、自分はどのような投資スタイルかを確かめ、的確に判断する必要がありそうです。
仮想通貨ブーム
チューリップの球根が「これだけの値段なら払っていいよ」という人々の考えによって価値が決まったように、ビットコインもそれ自体の価値ではなく、人々の思惑によって価値が決まっているからだ。
お金の増やし方 改訂版
著者さんは仮想通貨について、疑いの目を向けているようです。実際、自分も仮想通貨については「初心者が何も分からないままやるものではない」と思っています。ここでは「チューリップの球根」の話が出されており、それと似た現象が仮想通貨でも起きているのだと書かれていました。社会的に定められた価値というよりかは人々の思惑によって定められた価値のため、信頼はできそうにないですね。
さいごに

今回は、ジェイソンさんの書籍『お金の増やし方 改訂版』に書かれている知識を紹介していきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”知識”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。