知識

平野 薫『なぜコンビニでお金をおろさない人はお金持ちになれないのか?』で得た知見 

※このサイトはAmazonアソシエイトを利用しています。

今回は、平野 薫さんの書籍『なぜコンビニでお金をおろさない人はお金持ちになれないのか?』に書かれている知識を紹介していこうと思います。この書籍を通じて、経済センスが身につき社会・経済の仕組みに詳しくなれるような気がしました。様々な事例が挙げられており、それらを数字で判断しているので、より具体的に学ぶことができました。それでは、書かれている知識を紹介していきます。

『なぜコンビニでお金をおろさない人はお金持ちになれないのか?』の知識

花屋の品揃え

花屋さんにとって、店頭の品揃えこそがショールームであり、プロモーションになっているわけです。 ~ 花屋さんの原価は販売単価の30%から40%とかなり低く抑えられています。 ~ 4割が廃棄されても儲かる仕組みです。

なぜコンビニでお金をおろさない人はお金持ちになれないのか?

自分がいつも通る道に花屋さんがあり、毎回のように品揃えが豊富な理由を知りたかったので、これを機に学ぶことができて良かったです。品揃えを豊富にする理由は、お客さんの足を止めて見てもらうことであり、原価もそこまで高くないことから4割廃棄されても儲かる仕組みなのが素晴らしいと思いました。一番は廃棄されないことが大事だと思いますが、ビジネスとしては最適なアイデアですよね。

競走馬が若く引退

優秀な競走馬は圧倒的な強さを見せながら引退していくことは少なくありません。 ~ ディープインパクトが生涯レースで獲得した賞金は14億5455万円。ディープインパクトの種付け料はピーク時には当時世界最高の4000万円でした。 ~ 生涯に得た種付け料は約370億円と推定されます。

なぜコンビニでお金をおろさない人はお金持ちになれないのか?

優秀な競走馬が若くして引退してしまう理由を学ぶことができました。「もっと走らせれば良い結果を残せるのに」と思いますが、若くして引退させることにも意味があるんだと思いました。「格好良い姿のまま現役を引退させることで、観客に良い印象を残せる」というロマンチックな意味ではなく、才能のある子孫を残すためだそうです。それに競争よりも種付けのほうが稼げるのはビジネスですよね。

野球が稼げる理由

メジャーリーグベースボール(MLB)は2022年シーズン総収入(市場規模)は108億~109億ドル(約1.5兆円)に達し、これまで最高額だった2019年シーズンの107億ドルを上回ったようです。 ~ 日本のプロ野球(NPB)は、2018年シーズンの総収入が約1800億円という推定があります。 ~ WE(女子プロサッカー)リーグによると事業規模約12億円となっております。

なぜコンビニでお金をおろさない人はお金持ちになれないのか?

大谷 翔平さんがここまで稼げる理由も、"野球"を選んだからなのだと思いました。そもそもの話として、規模の小さなところで争って勝ったとしても、規模が小さいことから売り上げもそこまで見込めないわけです。逆に規模の大きなところで勝つことができれば、規模が大きいからこそ売り上げも多く、結果として選手への給与も高くなるのだろうと思いました。資格やら技術やら大事な面がありますが、「最初にどの業界を選んだか」で推定の給与は想像できるのだと思いました。

不良が減った理由

平成19年には160万人近くいた不良少年の補導人員は令和3年には30万人余りと約5分の1にまで減少、人口比で見ても約4分の1まで減っています。 ~ 意味もなく集まるよりもインターネットを通じた娯楽に興じる方が遥かに楽しいという若者が増えたと思います。

なぜコンビニでお金をおろさない人はお金持ちになれないのか?

この話を読んで、「確かに」と共感してしまいました。自分が小さな頃は不良と呼ばれる人たちが沢山いたように感じますが、現代ではたまに見かける程度になりました。単純に昔はネットという媒体が無かったからこそ、集まって話すことに楽しさを感じていたのかもしれません。しかし今はネットがあるからこそ、どこかに集まるのではなくネット上で集まることが楽しいと感じるのかもしれませんね。

コンビニでお金をおろさない人

私の友人は無駄な支出が大嫌いで、コンビニのATMでお金をおろすことに強い拒否反応を示します。時には往復1時間かけて口座のある銀行まで行ってお金をおろします。 ~ 私から見るととても信じられない行動です。なぜなら1時間かけて節約できるお金はたった110円です。 ~ これは時給110円の仕事をするのと同じことを意味します。

なぜコンビニでお金をおろさない人はお金持ちになれないのか?

著者さんの友人が自分と全く同じで、考えを改めようと思いました。往復1時間をかけて銀行に行き、手数料のかからない引き出しをしても、得する金額は110円とのこと。ならば、自宅から5分のところにあるコンビニでお金を引き出し、家に帰って在宅ワークみたいなものをするほうが意味のあるように感じました。時間の使い方次第で、圧倒的な差が生まれるのだろうと再確認することができました。

さいごに

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: df90f7d95addc8604648a98fced14568-1024x576.jpg

今回は、平野 薫さんの書籍『なぜコンビニでお金をおろさない人はお金持ちになれないのか?』に書かれている知識を紹介していきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”知識”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。