今回は、本田 健さんの書籍『作家とお金』に書かれている知識を紹介していこうと思います。この作品は『ユダヤ人 大富豪の教え』や『〇〇代にとって大切な17のこと』など、数々の著書がある本田さんによる新作です。ベストセラーを出したことがある著者だからこそ、言える内容があるように感じました。作家を目指す人は必読すべき1冊です。それでは、書かれている知識を紹介していきます。
『作家とお金』の知識
売れる作家と売れない作家
ひと言で言うと、「面白い本を書けるかどうか」です。 あなたも、いままで読んだ中で、面白くて、読むのをやめられなかった本のことを思い出してください。 ~ 誰かの役に立ち、人を感動させたり、喜ばせたり、ためになる本は、必ずと言っていいほど、売れるものです。
作家とお金
売れる作家と売れない作家の差を学ぶことができました。自分も物書きとして活動しているので、より多くの人に自分の書籍を読まれるにはどうすればいいのか考えさせられました。「面白い・面白くない」というものではなく、「読むのをやめられなかった」というものに自分は意味があるように感じました。今やスマホに依存しがちな人ばかりですが、その人たちをどうやって書籍の世界に入り込ませるかが重要になってくるように思いました。
アイデアを生み出す
ふとした瞬間に浮かんだアイデアや気づきをすぐに記録することで、後で見返したときにネタの宝庫となります。スマートフォンのメモアプリや小さなノートを持ち歩き、思いついたことをすぐに書き留めるようにしましょう。
作家とお金
物書きとして活動を始めてから、自分もメモアプリに書くという習慣が身についています。本当に些細なことでもメモに残しておくことで、後でそれを書くことができるからです。夢で見た内容も、お風呂で思いついた場面も、メモに書くことで今後の自分を生かしてくれるように感じました。『小説家としての生き方』に書かれていましたが、「24時間、夢見ているときも寝ているときも全部取材だと思ってないと、どうしても気が抜ける」という言葉がまさに作家の生き様だと思いました。
太宰 治の言い訳
太宰 治もまた、独特な言い訳を用いることがありました。「今朝、カフェで書いていたら、隣のテーブルの会話があまりに興味深くて聞き入ってしまい、執筆が進まなかった」と弁解したことがあったそうです。
作家とお金
自分が愛している作家"太宰 治"の原稿を先延ばしにする言い訳として、「流石、太宰 治だ」と思いました。自分は原稿を先延ばしにしたことがないので、そういった言い訳を考えたこともありませんでした。これからは先延ばしにしないにしても、こういった言い訳を考える余裕を持っておくと面白そうだと感じました。過去の文豪がここまで遊び心があるのだと思うと、もっと好きになってしまいますね。
作家になる人の生涯
「作家になる運命の人は、どんな道を進んでも、作家デビューすることになる」と思っています。成功した作家たちの元の職業をたどってみても、公務員、会社員、教員、学生、専業主婦、セールスマン、銀行員など、ごく普通の人たちです。共通点は、あるときに、ふと「作家になろう」と思いついていることです。
作家とお金
作家になる人の共通点として、生きている中で「作家になろう」と思う瞬間があるとのこと。自分は学生時代、SNSで言葉を発信する者として知名度をつけ、結果として「本を書こう」と思いました。作家になる運命の人は、ある日そうなるのだろうと思いました。神様が定めた運命ではないにしても、自分が今まで触れてきた感性の中で「作家になる」という選択をしたこと自体が素敵だと思いました。
作家という職業
作家は、本が売れないからオワコン (時代遅れ) だなんて言われますが、世界レベルを見ると、まだまだ夢のある職業なのです。作家のいいのは、プロスポーツ選手と違って、引退する必要がないことです。死ぬ前の日までできる素晴らしい仕事だと思います。
作家とお金
今の日本は読書離れが進んでいますが、世界規模で見てみると、まだまだ可能性のある職業だとのこと。出版社を通して翻訳書を出すこともできるため、まずは日本で売れるような書籍を作っていくことが大事だと思いました。プロスポーツ選手ではないからこそ、死ぬ前まで職業と向き合うことができるという点では、素晴らしい仕事だと思いました。不安なことが沢山ありますが、この職業を選んでよかったと思えるような仕事をしていきたいと思えました。
さいごに
今回は、本田 健さんの書籍『作家とお金』に書かれている知識を紹介していきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”知識”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。