
今回は、職業も住む場所もさまざまな100人が書いた書籍『ワンルームワンダーランド』に書かれている名言を紹介していこうと思います。この書籍は1つ1つの見出しに対しての文字数も少なくて読みやすいです。あとその人の部屋写真も写されているので、より鮮明に文字と写真から想像することができました。色々な人がいるのだと気付けました。それでは、書かれている名言を紹介していきます。
『ワンルームワンダーランド』の名言集

内面を紹介しているもの
外見が、その人の内面の一番外側というのなら、部屋の中というのも、住んでいるその人の内面を紹介してくれるのかもしれない。
ワンルームワンダーランド
「外見」が「内面の一番外側」という表現も凄いと思いますし、「部屋」を「内面」と表現しているところも凄いと思いました。確かに、部屋はその人の内面がモロに表れていると感じました。大雑把な人は掃除が苦手で荒れているだろうし、潔癖な人は掃除ばかりをして綺麗に保っているだろうし、同じ部屋だとしても住む人によってガラリと変わってしまう意味で「内面」を表していると思いました。
平穏な人生
面倒なことが嫌いだ。起きるのが面倒、仕事に行くのが面倒、人と会うことが面倒、生きていくのが…。ごちゃごちゃ考えて、ああ、またこれも面倒だと思いながら、それでも1月2月と平穏無事に時は過ぎて、1年があっという間に何事もなく無事に終わるのだ。
ワンルームワンダーランド
面倒事が目の前で起こるたびに「面倒くさい~」と思うものですが、何食わぬ顔で生きていくのが人生なんだと思いました。面倒だとしても時間は過ぎていくもので、面倒事に取り組むか取り組まないかで自己成長にも繋がってくるように感じました。1年という時間単位も、1月という時間単位も皆同じなわけで、どれだけのことに必死になれたかを改めて考えようと思えました。
無駄を楽しむ余裕
部屋に関して、ひとつだけこだわるとしたら、つねに好きなものであふれた場所にしたい。ただそれだけ。だから私はものが多い。だけど、好きなものでいっぱいならご機嫌でいられる。「無駄を楽しむ余裕をもって生きる」。つねづねそうありたいと思っている。
ワンルームワンダーランド
物が増えすぎてしまえば汚い部屋になりがちですが、それでも「好きなもの」で溢れているのであれば良いんじゃないかと思いました。何もない部屋よりも、好きに囲まれた部屋のほうが機嫌よくいられるものです。「無駄を楽しむ余裕」と書かれていましたが、本当にその通りだと思いました。無駄をなくす効率化もありますが、無駄だからこそ楽しんでやろうという気持ちも大事なように思いました。
誰かとつながる安心感
今でも誰かとつながっている安心感は好きだ。でも、それは自分の「内側」を大切にできてこそだと思った。自分で買ったものが並ぶ私の部屋が、「わたし」という輪郭を濃くしてくれ、外側との境界線を引いてくれた。内と外を分けられた私は、これからもっと自分の人生のハンドルを握っていける気がした。
ワンルームワンダーランド
部屋の中に並ぶ"自分で買ったもの"が、「わたし」という輪郭を濃くしていくのだと。何もない部屋だと、輪郭の薄い「わたし」でしかありませんが物が増えていくたびに輪郭が濃くなるのだと思うと、ワクワクしてきます。内側の「わたし」と外側の「わたし」は全然違うもので、その境界線を引いてくれているのが”部屋の中にあるもの”だと思うと、部屋って大事だなと思いました。
ひとり暮らしではない
余裕が出てくると周りを見渡すことができます。庭で飼っているメダカやエビ、ご近所の人たち、家族や仕事、周りの子どもたち。よく考えてみると周囲にたくさん頼れる人や生き物がいます。そう思うと、私の生活はひとり暮らしというよりも、ひとり暮らしごっこに近いのかもしれません。
ワンルームワンダーランド
誰もが「ひとりで暮らしている」とひとり暮らしをしていると思うものです。自分もこの話を読むまではそう思っていました。しかし、周りを見渡すことで「ご近所の人・周りの子ども・戯れている犬」などがいることに気付けました。ひとり暮らしというよりも、ひとり暮らしごっこをしているだけなのだと思いました。必ず誰かに救われて生きているのが人間です。ひとりではないのだと思えました。
さいごに

今回は、職業も住む場所もさまざまな100人が書いた書籍『ワンルームワンダーランド』に書かれている名言を紹介していきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”名言”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。