
今回は、安田 修さんの書籍『中学3年生の息子に贈る、学校では教わらない「お金の真実」』に書かれている知識を紹介していこうと思います。著者さんは『自分を変えるノート術』や『仕事と勉強にすぐに役立つ「ノート術」大全』など、著作がたくさんある起業家のようです。父が息子に優しく語り掛ける文体なので、誰でも読みやすいように感じました。それでは、書かれている知識を紹介していきます。
『学校では教わらない「お金の真実」』の知識

お金の知識があると...
インフレになると現金や銀行に預けたお金 (預金) の価値は減るけれど、株や不動産、ビジネスといった資産にお金を換えておけば、モノの値段が上がるとそれらの値段も上がるから、価値が減ることはない。余計な苦しみを感じなくて済むんだ。
学校では教わらない「お金の真実」
経済的に物価が上がっても、お金持ちが焦らない理由が書かれていました。普通の人は消費をする側なので「損をしたな」と思うことが多いと思いますが、お金持ちは色々と価値のあるものをお金と交換しているので、物価が上がろうがお金も比例して増えていく安心感があるように感じました。ある程度の銀行預金も大事だとは思いますが、物価上昇を考えたときの対策もしておくべきですね。
若いうちの貯金
若いうちから貯金をする習慣を身につけることも、同じくらい大切なことなんだ。~~ チャレンジにはある程度のお金がいるから。
学校では教わらない「お金の真実」
「若いうちは貯金ではなく自己投資をしろ」と自己啓発本に書かれていることがあります。しかしここで書かれているように、「チャレンジするためにはお金が必要」という考え方もあるのだと思いました。今の自分を磨くための投資も大事だけれども、今の自分から成長するためのチャレンジに費やすお金も貯めておくべきだと思いました。若いうちから貯める能力を培うことが大事なようです。
稼ぐ4つの方法
お金の稼ぎ方は、この4つのどれかに分類される。あるいはこの4つの組み合わせで、その人の収入は説明できるということだ。そして、安定を求めるならばE(従業員)かS(自営業者)、自由を求めるならばB(ビジネスオーナー)かI(投資家)を目指せということが書いてある。
学校では教わらない「お金の真実」
お金の稼ぎ方について4つ紹介されていました。安定を求めるのなら「従業員」か「自営業者」、自由を求めるのなら「ビジネスオーナー」か「投資家」とのこと。結局のところ、自分の時間を切り売りして稼ぐ方法が安定に繋がり、自分の思考を使って稼ぐ方法が自由に繋がっていくように感じました。時間は誰しも有限なものなので、極力「時間」ではなく「能力」で稼ぎたいものですね。
よい話をしてくる人
「よい話」を持ってきた人には、なぜあなたが自分でやらないのかと聞いてみよう。だいたいそれだけで、理屈は破綻する。
学校では教わらない「お金の真実」
これに関しては自分も同感でした。「よい話」を持ってくる理由を聞く前に、「どうして自分でやらないのか」を聞くべきだと思いました。そんなによい話ならば、自分でしたほうがいいはずなのに教えようとするのはおかしいと思います。詐欺なんかではよくある手法なのかなと思いました。他に「自分でしたらこんだけ稼げたからしたほうがいい」という理由で詐欺られる人もいるように感じました。
表面上でもいいから
年長者に対しては一定の敬意を払ったほうがよい。そうしたほうが、君がおじさんから好かれるから得だということもある。少なくとも表面上は、おじさんに優しくしておきなさい!
学校では教わらない「お金の真実」
年上の人には、ある程度の敬意を払うべきとのこと。これに関しては、年下に対しても敬意を払うべきだと感じました。できるだけ敵を作ることなく、色々な人から愛される自分でいることが大事なように思いました。ただ、年上から好かれていたほうが色々と都合の良い流れになることもあるので、年下よりかは年上の人を敬う気持ちが大事なように感じました。損得考えるのは良くないと思いますが。
さいごに

今回は、安田 修さんの書籍『中学3年生の息子に贈る、学校では教わらない「お金の真実」』に書かれている知識を紹介していきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”知識”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。