
今回は、﨑本 正俊さんの書籍『本当にやりたいことが仕事になる 口コミ起業の本』に書かれている知識を紹介していこうと思います。この書籍は女性向けに書かれており、男性と女性の起業に対する考えの違いなどが書かれていました。起業したいと思っている女性7,000人以上を見てきた著者の知見を、たくさん学ぶことができました。それでは、書かれている知識を紹介していきます。
『口コミ起業の本』の知識

男女の起業マインド
男性 | 女性 | |
---|---|---|
中心的な思考 | お金 (稼ぐ) | やりたいこと / 役に立っている実感 / やりがい / 充実感 |
求めるもの | 賞賛・権威性 / すごい人になりたい / お金が儲かる / モテる | 共感 / 気持ちをわかってほしい / 気持ちをわかってあげたい |
思考の傾向 | 分析的・論理的 | 感覚的・思いつきでやる / ざっくりしている |
起業前の姿勢 | 売れるもの・自分のやってきたことをビジネスにしようとする | まず資格を取ろうとする |
広げ方 | 自分でがんばって広げていく・営業する / セールス・マーケティングを学ぶ | いいと思ったら人に伝える / 口コミで広がる |
ここでは、男性と女性での”起業マインド”による違いが書かれていました。自分も起業していますが、男性の項目に当てはまりすぎていて「見透かされているんだな」と感じました。逆に女性の起業マインドを知ることができ、「こうやって起業している人もいるんだ」と学ぶことができました。自分が「モテたい」と思って起業している裏では、こうして素敵な考えで起業している人もいるのだと気付かされました。少し恥ずかしい気分になりました。
強みが見つからない
人は、「いいところ」よりも「ダメなところ」に目が向きやすいもの。ダメなところの方が、他人から指摘されやすく、印象に残りやすいからです。ならば、その弱みを、強みを見つけるために使ってみましょう。やり方はとても簡単。弱みの反対を考えればいいのです。
口コミ起業の本
「いいところ」よりも「ダメなところ」ばかり見つけられてしまう人間だからこそ、それを逆手にとって強みを見つけようとのこと。他人から指摘されるほどにダメなことだとしても、それから派生していって「何なら自分の強みになるのかな」と考えられる気がしました。弱みばかりに目がいってしまい、強みを見つけられないままの人生は今日で終わりにしようと思えました。弱みも強みに変わる。
何気なく生きている
人は、何気なく生きているようで、必ず「やりたいこと」をやっています。「やらなくてはならないこと」がたくさんあったとしても、時間を見つけては「やりたいこと」をやっています。「やりたい」という思いに気づかないまま、自然とやってきたことがあるはずです。
口コミ起業の本
「何気なく生きている」ようで「やりたいことをしている」とのこと。実際、嫌々ながらも学校や職場に行きますが、その中でも「やりたいこと」をやっている気がします。「やりたい」と自分が思っていることにさえ気付かず、無意識のうちにしているのだろうと思いました。自然と自分が選んでいる道の中に、自分が誇れるほどの強みがあるように感じました。日常から探すのも悪くないですよね。
無料商品を作るな!
「自分なんかにお客様が来てくれるだろうか?」「一人も買ってくれなかったらどうしよう?」と不安に思ってしまうのはよくわかります。それでも、最初に無料商品を作って、すぐに提供するのは絶対にNG!です。
口コミ起業の本
これに関しては、実際に経験してみないと分からないような気がしました。自分も「安くてもいいから人に体験してもらいたい」という思いで、商品を作っていたことがあります。しかし、売り上げには直結せず、自分だけが辛くなっていく羽目になりました。自分を安売りするのはやめたほうがいいと気付きました。価値があるからこそ、それがやる気にも繋がるように感じます。無料がいいというわけではないですね。
SNSはしなくても良い
SNSやブログで無理をして、貴重な時間とエネルギーを奪われてしまっては本末転倒。断言しますが、月に50万円までならSNSでの集客は不要ですし、口コミセールスだけで十分稼げます。
口コミ起業の本
SNSやブログを無理してやり、体調を壊すくらいならしなくてもいいという話。無理をしなくても月に50万円までなら稼げるみたいです。しかし、稼ぎ始めてくると「もっと稼ぎたい」と思うこともあるので、そのときは様々なSNSやブログなどのネットも活用しなければならないのだと思いました。逆に口コミセールスはそこまで難しくなく、誰でも活用できるので気軽に始められる気がしました。
さいごに

今回は、﨑本 正俊さんの書籍『本当にやりたいことが仕事になる 口コミ起業の本』に書かれている知識を紹介していきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”知識”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。