
今回は、冨塚 あすかさんの書籍『職業、お金持ち。』に書かれている知識を紹介していこうと思います。表紙には『「愛されて幸せなお金持ち」になる32の教え』と書かれており、お金持ちになるだけではなく、愛されて幸せにもなれる教えを学ぶことができます。発売即重版され、"お金持ちになる!"と意気込む人も多いみたいです。それでは、書かれている知識を紹介していきます。
『職業、お金持ち。』の知識

お金というもの
お金はあくまでも「交換券」。決してそれ自体を追い求めることのないように。どれだけお金を得たとしても、使わないままでは「紙くず」と一緒なんだよね。通帳に数字が無機質に並んでいるのを見るだけで満足していて良いの?
職業、お金持ち。
誰しもが理解していると思いますが「お金」というものは「交換券」でしかないわけで。通帳の数字が増えていくのを見て喜んでいるだけでは、紙クズ同様なのだと思うべきだと思いました。その交換券で何を選択するか、自分次第で今後の自分は変わっていくのだろうと感じました。ずっと通帳に留めておくだけでは、一生変わらない人生になるのだと思います。満足しないことも大事だと学びました。
稼ぎと節約
どんなことをして稼ごうか、自分には何ができるだろうか。これらを考えるのは確かに、今度はどこを削ろう、これ以上何をしたらお金が浮くのだろう、と支出を絞る努力をしていたときよりも、遥かに胸が高鳴り、楽しい気分になった。お金持ち界の常識というのはもしかしたら、ご機嫌に生きる秘訣のようなものなのかもしれない。
職業、お金持ち。
「どこを削れば手元にお金が残るのか」という考えよりも、「どんなことをすれば稼ぎが増えていくだろうか」と考えているときのほうが、胸が高鳴るとのこと。限界値から削っていく前者と、限界値を上げようと頑張る後者では、数年後には途轍もない差が生まれているのだろうと思いました。お金持ちの常識として「削るのではなく、どう増やしていくか」というものを学ぶことができました。
セブンポケッツ
一箇所から月に30万円を得るよりも、複数箇所から5、6万円ずつ得ているほうがリスクを分散できる。ざっくり言うとこれが、セブンポケッツの考え方だ。
職業、お金持ち。
大抵の社会人は、一箇所から月に数十万円を貰うという形態だと思います。しかし、これからの時代「複数箇所から数万円ずつ」という形態のほうがリスクヘッジになるように感じました。ひと昔前は「同じ会社で働き続ける正義」がありました。けれど今は「転職をしよう」「個人で稼ぐ力を身につけよう」となってきています。就職するだけが成功への道、とは言えなくなってきたみたいですね。
お金持ちは運がいい
お金持ちはなぜ「運」が良いのか。それは、どんなときも「自分は運が良い」と信じ切っているから。運が良い人に、運の悪いことは起こり得ない。同じ事柄が起こったとしても、運の悪い人はそれを「運の悪いこと」と、運の良いお金持ちはそれを「運の良いこと」と捉える。
職業、お金持ち。
お金持ちは「運が良い」のではなく、「運が良いと思っている」から運が良くなっていくのだと思いました。悪いことが起きたとき、運が悪い人は「最悪だ」「運が悪いから」と思うことでしょう。しかし、お金持ちはそういった状況に直面しても「経験値になった」「運が良かった」と思うからこそポジティブで居られるのだと思いました。ネガティブ思考にならないように、気を付けるべきですね。
不幸せなお金持ち
共感してくれる人がいる、大切な人がいる、そういった人たちとともに時間を過ごせるというのはとても幸せなこと。逆に、好意や愛を信じることができず、自分の殻に閉じこもるばかりのお金持ちは哀しいだけだ。「お金ありきの人生になってはいけない」とは正に本質だな、と改めて思った。
職業、お金持ち。
「お金」に捉われてしまっては、不幸せなお金持ちになるのだろうと思いました。自分の殻にこもり、周りからの愛を感じることができないまま一生を遂げる。寂しいですよね、想像するだけでも。「お金」は大切だけれども、「周りの人」も大事にしていくべきだと思いました。愛のないお金持ちは、どこまでも不幸せでしかないのだろうと感じました。寂しくならないためにも、愛を持つべきですね。
さいごに

今回は、冨塚 あすかさんの書籍『職業、お金持ち。』に書かれている知識を紹介していきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”知識”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。