今回は、まさをの書籍『君を忘る.4』に書かれている名言を紹介していこうと思います。これは4となっており、『君を忘る.1』『君を忘る.2』『君を忘る.3』の記事もあるので、あわせて読んでくれると嬉しいです。まさをの書籍は他にもあり、詳しくはこちらから見てみてください。それでは、書かれている名言を紹介していきます。
『君を忘る.4』の名言集
もう少し早く
「もう少し早く、私がこの世に生まれれば、この恋は実ったのかしら」
君を忘る.4
年の差恋愛に関する悩みを複数回聞いてきた中で、皆さんが共通して言う台詞が「私が早く生まれていれば」でした。なのでその台詞を書いてみました。5歳差だったり10歳差、20歳差などの恋愛をしている方がいて、年が違うだけで世間からの見られ方も変わるのだと思うと辛いんだろうなと感じました。ただ根本的には「好き」があるだけなのに、対象との年齢差がありすぎて偏見的に捉えられるのは嫌ですよね。
世界からいなくなっても
「世界から私と君以外いなくなっても、君は私を選ばないのでしょう」
君を忘る.4
私はよく「好きな人と2人きりで、誰もいない場所に行きたい」と投稿します。なのでその世界観を作り上げることで、「けれど好きな人は私を選ばない」と現実的な言葉を書いてみました。恋人とならどこまでも行ける気がしますが、”自分は好き・相手は好きではない”関係だと長くは続かないのだろうと思います。その間柄を文字を通して、表現してみました。
幸せになってやる
「お前より幸せになってやる」と別れ際に言ってやった。「ライバル視する限り、幸せになれないよ」と言われた。
君を忘る.4
別れ際、相手に対して強く言う人がいますが、結局は「何も言わずに静かに去られる」ほうが相手的には辛いですからね。「お前より幸せになってやる」とか「振ったことを後悔させてやる」と言うのではなく、ただ黙々とその人から離れることに意味があるように感じました。強く言うことで「ライバル視する限り ~」と言い返されてしまうかもしれないので、注意が必要ですね。
可愛くなれるのは
「可愛いから恋できるのではなく、恋してるから可愛くなれるのだと」
君を忘る.4
勘違いしている人がいるかもしれないのでもう一度言っておくと、"可愛いだけで恋ができるのではなく、恋してるから可愛くなれるのだ"。だからこの言葉に基づくと、恋している女の子はみんな可愛い。その乙女心が胸の中に湧いている時点で、恋していない女の子より可愛い。そして好きな人に「可愛いね」と言われることでより可愛くなれる。女の子の可愛くなる源は、恋にあると思います。
象ってしまうから
象ってしまうから、壊れてしまうもので。最初から象らなければ、悲しくないのに。
君を忘る.4
何もかも、形を作ってしまうことで壊れる不安を抱くのだと思います。恋愛関係も、人間関係も、友情も、家も。最初からそういったものを作らなければ悲しくならなくて済むのに、どうして人間は象ってしまうのでしょう。一人で生きていくことができなくて、形を通じて仲良くなっていく人もいるのでしょうか。形があるから関係値も出来てくるわけで、壊れてしまうことで修復も難しくなるのでしょう。
別れることで
「別れることで、何かが終わる気がして。何も終わらないのに、明日に希望を持てなくなる気がして」
君を忘る.4
別に何かが変わるわけではないのに、別れることで「何かが終わる」ように感じてしまう。何かとは、関係が、日常が終わってしまうことを指しているのですが、別れなければ前に進めないこともあるわけで。「明日に希望を持てなくなる気がして」の「持てなくなる気がして」には、あえて”持てるかもしれない”という希望の思いも込められています。別れが悲しいものだけとは限りませんからね。
さいごに
今回は、まさをの書籍『君を忘る.4』に書かれている名言を紹介していきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”名言”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。