今回は、黒田 尚子さんの書籍『お金が貯まる人は、なぜ部屋がきれいなのか』に書かれている知識を紹介していこうと思います。この著者さんはFPとして活動しており、公式サイトもあるみたいです。お金を貯めるための知識を得たい人には、お薦めの一冊です。では、書かれている知識を紹介していきます。
『お金が貯まる人は、なぜ部屋がきれいなのか』の知見
服を定めることで
制服のように着る服を決めてしまえば、いろいろな服を買うコストや服を選ぶ時間の節約、組み合わせを考える心理的負担の軽減につながります。
お金が貯まる人は、なぜ部屋がきれいなのか
この話を見て自分は、スティーブジョブスを思い出しました。ジョブスは"ISSEY MIYAKEの黒タートルネック、LEVIS 501のジーンズ、NEW BALANCE N992のスニーカー"を毎日の服装を決めていたらしく、その理由として「今日何を着るか、の選択に時間をかけるのを避けるため」みたいです。心理的負担が少ないからこそ、集中すべき瞬間に集中できるのだろうと思いました。
いつかは来ない
期限を過ぎても使う機会がないのであれば、「いつか使う」の「いつか」は来ないものと考え思い切って処分する、と決めておくのです。
お金が貯まる人は、なぜ部屋がきれいなのか
洋服も、小物も、電化製品も、「いつか使う」と思い込んで持っておくのは良くないとのこと。ならば、「いつか」ではなく「〇年以内」に使わなければ捨てるという選択をするべきだと書かれていました。貧乏な人の家ほど物が散らかっているとはよく聞きますが、そういう理由としてセール品や安物を沢山買い込んでしまう性格だからなのだろうと思いました。捨てる選択を極力選ぼうと思いました。
情報を取捨選択するスキル
今や「情報」を知らないソンをする時代。でも、氾濫する情報に惑わされると、大切な時間も失われます。これからは、有益な情報をいかに入手するか以上に、情報を取捨選択し、いかに捨てるかというスキルも重要だと心得ておきたいものです。
お金が貯まる人は、なぜ部屋がきれいなのか
情報を取得するうえで「信憑性」のあるものを見られるようなスキルを身につけるべきだと思いました。今や、色々な情報が飛び交っていますが、どれが本当でどれが嘘か、見極められなければ意味がありません。自分が信じている人の発言や、書籍は読むべきだと思いました。書籍に関しては出版社を通しているので、ある程度の信憑性があります。だから優秀な人は、読書をするのでしょう。
投資について
人生100年時代の今、健康寿命とともに資産寿命をいかに延ばすかも重要な課題です。その点を踏まえると、とくに時間的余裕がある若い世代に対しては、「しなくても良い」が、できれば「した方が良い」というスタンスでアドバイスするようにしています。
お金が貯まる人は、なぜ部屋がきれいなのか
FPとして活躍している著者さんが、若い世代に「投資はした方が良い」とアドバイスをする理由が書かれていました。人生100年時代と言われる今、少しでも資産を増やすためには投資を覚えておくことが大事だからでしょう。お金の価値は銀行にあるだけだと、下がっていくものです。なので少しでも運用することで、”お金でお金を稼ぐ”が成功に繋がります。数年後の自分が苦しまないためにも、今の自分が将来を考えておくのは大事だと思いました。
子どもにお金をかける
教育は、そのご家庭の考え方や方針次第。ですから、私は、「子どもにお金をかけたいのであれば、好きなだけおかけください」とお伝えしています。ただし、「その分、自分たちのリタイアの時期が遅くなったり、老後資金を減らしたりしても構わないという覚悟が必要です」と必ず付け加えています。
お金が貯まる人は、なぜ部屋がきれいなのか
子どもの人数やどういった教育をするかで、親としての老後資金を減らしかねないということを学べました。これに関しては「確かに」と思ったのですが、そりゃ使った分だけ減りますからね。子どもに英才教育をしたり、音楽を学ばせたりと、色々なことを経験させたいという親心もあるとは思いますが、自分の身を守るためにも最低限のお金は貯めておくべきだと感じました。
さいごに
今回は、黒田 尚子さんの書籍『お金が貯まる人は、なぜ部屋がきれいなのか』に書かれている知識を紹介していきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”知識”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。