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村田 沙耶香『コンビニ人間』の名言集|第155回 芥川賞受賞作

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今回は、村田 沙耶香さんの書籍『コンビニ人間』に書かれている名言を紹介していこうと思います。この書籍は、第155回 芥川賞を受賞しており、Amazonのレビューでは7,300件以上もの評価がされているものです。「現代の実存を問い、正常と異常の境目がゆらぐ衝撃のリアリズム小説」ということで、難しいかもしれませんが、読んでみると面白いと感じる可能性もあります。下記で名言を紹介していきます。

『コンビニ人間』の名言集

完璧なマニュアル

完璧なマニュアルがあって、「店員」になることはできても、マニュアルの外ではどうすれば普通の人間になれるのか、やはりさっぱりわからないままなのだった。

コンビニ人間

完璧なマニュアルがある店員だからこそ、それに成りきることができるだけであって、マニュアルのない人間にはどうしても成りきれないのでしょう。何か役柄があって、それを演じるのは練習さえすればできることですが、何もないことに挑むって凄く恐ろしいですよね。それに、あと何年間その人間で過ごさなければならないのか、という不安もあるのが厄介だなと感じました。

世界は縄文時代

世界は縄文時代なのかもしれないですね。ムラに必要のない人間は迫害され、敬遠される。つまり、コンビニと同じ構造なんですね。コンビニに必要のない人間はシフトを減らされ、クビになる。

コンビニ人間

ここではコンビニの世界を描かれていましたが、世間体もまさにこの通りですよね。普通になれなかった者を中傷し、馬鹿にする対象として認識する。普通ではない人ほど天才が多いのに、なぜか普通になろうと頑張る人がいる世の中は不思議ですね。コンビニの場合はマナーやルールがあるのでまだ、クビにされる理由が分かるから理解できる。でも、社会をクビにされるような人は理由が分からないままなので理解不能ですよね。

機能不全世界

現代は機能不全世界なんですよ。生き方の多様性だなんだと綺麗ごとをほざいているわりに、結局縄文時代から何も変わってない。少子化が進んで、どんどん縄文に回帰している、生きづらい、どころではない。ムラにとっての役立たずは、生きていることを糾弾されるような世界になってきてるんですよ。

コンビニ人間

少子高齢化が進むことを、縄文時代に回帰していると表現されており、恐ろしいなと感じました。今の社会を見てみると、若い子や中年の代は一生懸命になったりするのに、高齢者層がズルをしたり以前されたことを仕返したりしていて、年長が賢くないとまとまらないのかな、と感じました。少しでも貢献できるような仕組みや物を、自分は誰からも指図されずに作り続けたいな、と思えました。

世界の歯車

朝になれば、また私は店員になり、世界の歯車になれる。そのことだけが、私を正常な人間にしているのだった。

コンビニ人間

「世界の歯車になれる」っていう表現、斬新で素敵です。毎日を過ごしていると、自分だけが除外されたように感じたりしますが、その場所に行きその役割を自分が担当することでまた、世界と繋がれると感じることなのでしょうか。私はアルバイトを一度だけして、そのあとはずっとフリーのライターなので世界と繋がれたという心がなく、どのようにして世界と繋がろうか考えさせられました。

原因を解明する権利

皆、変なものには土足で踏み入って、その原因を解明する権利があると思っている。私にはそれが迷惑だったし、傲慢で鬱陶しかった。

コンビニ人間

廃墟に土足で上がっていくような感じで、もう終わったであろう恋心にズカズカと土足で上がり込んでくる輩もいますよね。ちゃんと礼儀を払い、せめても靴を脱ぐのは当たり前として、そもそも入り込むことをやめておくという知識も付けておくべきだと感じました。自分以外全員他人なので、他人の内情に踏み込んでいくという迷惑さも考えておくべきだと思えました。

さいごに

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今回は、村田 沙耶香さんの書籍『コンビニ人間』に書かれている名言を紹介していきました。どうだったでしょうか。コンビニで働くときは社会に溶け込める気分になれても、コンビニにいないときは社会に溶け込めない人もいるのかなと思いました。このサイトでは引き続き、”名言”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。

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